札幌市民に親しまれている路面電車、乗り降りがし易い低床車両の愛称はポラリス。
北の路面電車の輝く星は、Polaris・北極星。
大阪の街で親しまれる洋食店も北極星。
箸袋の裏には、こんなことが記されています。
『大正11年洋食焼・大正14年オムライス
昭和12年ホルモン料理を考案
北極星の歴史はそのまま食文化の歴史
なのです』
そして箸袋の表にも心憎い言葉が、
『心に残る出会い
味に輝く北極星』
関西人に親しまれるオムライスの洋食店として心斎橋本店をはじめ大阪近郊に16店。
地元の味が静かに継承されています。
出張の夜、遅い夕食に立ち寄ったのは、大正に建てられた青山ビルにある北浜店。
同じ大正生まれの味わい深いビルで、大正生まれの洋食を味わうのは、正に大正ロマン。
山盛りサラダとハーフオムライス、黒ビール小瓶、ジントニックを傾けジャスト2,000円(税込み)
はるか大正の頃から親しまれ続ける、手頃で手軽で気楽に食べる洋食。
北極星は輝き続けます。