気管支肺炎も治り、仕事にも行けるようになり

昨日は、2014 介護シンポジウムに行って来ました。




介護職員初任者研修の終了から3ヶ月経ち

今は、患者さんと関わることが無い勤務なので

色々、忘れてしまうのではないかと思っていた

ところでしたので行って来ました。



パネルディスカッションの後

樋口恵子氏の基調講演

「大介護時代を地域で生きる」

を お聴きし、パワーを分けていただきました。



自然災害の予知は難しいが、人口変動の予測は

可能であり、1年程のタイムラグはあるものの

確実に超高齢化社会がやって来たこと、未来の

ビジョンは、正確なデータから導き出されるこ

とを戦前からの平均寿命、出生率などを交えな

がら語ってくださいまして、本当に解りやすく

て納得いたしました。



豊かになり、高齢化となった

豊かになり、便利になり、時間短縮が可能に

なった高速化を良しとする時代の中

速く、速く~っと言われても、老いて行くと

歩くのも食事をするのも動きは遅くなり、

時間がかかる。

樋口氏は、老いと付き合うには、時間の長さが

必要であり、それを協働する社会でなくては!

と、長生きを喜べる老人が多くなる社会にして

いくよう尽力されている。



介護の大部分を嫁が担ってきた時代から

家族構成の変化から最近は、独身男性が介護の

為に介護離職をすることも増えているそうです。

子供のいない独居の方も多くなり、地域で支え

ることが必要になってきていることは、

身につまされる思いでおります。



この先…

5年、10年先、成年後見人の仕事が増えるとも

おっしゃって…

これから、介護職の方が多く必要であるのに

待遇が良くないことから、離職率が高いことに

対して

『介護職員が、もっとリスペクトされ

待遇も良くなる為に税金投入してもらえるよう

82歳ではありますが、厚生労働省に

挑むつもりでおります。』

と、話され、年齢を伺って、驚きました。

凄いパワーでした。



そして、私達に

『我々は、長寿の普遍化の初代、大変ですが

一緒に船に乗ろうではありませんか。』

と、力強く片手を挙げ、おっしゃってください

ました。




樋口 恵子(ひぐち けいこ)氏
東京家政大学名誉教授/評論家/「高齢社会をよくする女性の会」理事長

プロフィール

1932年、東京生まれ。1956年3月、東京大学文学部美学美術史学科卒業・東京大学新聞研究所本科修了。その後、時事通信社・学習研究社・キヤノン株式会社を経て、評論活動に入る。2003年3月まで東京家政大学教授・「女性と仕事の未来館」初代館長を務める。現在、評論家・NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」理事長、東京家政大学名誉教授・同大学女性未来研究所長・「高齢社会NGO連携協議会」代表(複数代表制)として活動する。

主な著書

『人生100年時代への船出』(ミネルヴァ書房)最新刊 『大介護時代を生きる』(中央法規)最新刊『おひとりシニアのよろず人性相談』(主婦の友社)最新刊 『女の子の育て方』(文化出版局)『老い方の上手な人下手な人』『女の人生関係学』『女の人生七転び八起き』『こんなふうに老いたい』『生き上手は老い上手』『樋口恵子の元気が出る老い方』『女 一生の働き方』(海竜社)など。

審議会など

地方分権推進委員会委員、総理府男女共同参画審議会委員、内閣府男女共同参画会議議員、「仕事と子育て両立支援専門調査会」会長、厚生労働省社会保障審議会委員、「社会保障国民会議」メンバーなどを歴任。現在、社会保障審議会医療保険部会委員、消費者庁参与。




有難うございました。翼


どさない大丈夫(^-^)v