客観的視点 | そこを曲がって右です

客観的視点

小さい頃、ボッーとしてると突然頭に浮かぶ事があった

ぼくはなんでぼくなのか


今、源氏物語を説明してる教師の顔と首の間あたりを見てるのがぼく。

東北の田舎の正午すぎ、教室の前の方に座りノートに落書きしてるのがぼく。


数年前のことだけど、さっきまた浮かんできた

なんでぼくはぼくなんだ

っていう表現は正解ではない気がするけど、うまく表せない。

うっすらと頭にひっかかるんだけど、答えがでない。
もうすぐ分かりそう。思い出せそうと思ってもでてこない。

テスト中、数学の公式を「なんだっけなー、でてきそうなのにー」って焦る感じ。

答えもなにも、ぼくはぼくなんだけども。
なんだろうか、それ以外のまた別のなんかが頭にひかかる。

何してんだ、俺は
なんなんだ、俺は

もしかしたら、頭の中のイメージと現実の自分が違うからこんな事が浮かぶのかもしれない。

皮肉まじりの、劣等感的なものなのかもしんない。


漫画や映画を見てる時のような、他人の人生を見ている。体験している感じではないこのイメージ

体験してると思っているのかはよくわかんないけれど、これはぼくの視点で見てるものだと頭に浮かぶ。

無償に切なくて、不安になる。

きっと頭の中が幼いって事なんだろうな。

すべての出来事を自分中心で見ているわけで、他人じゃないわけで。

この変まで考えると頭ごっちゃになってわかんなくなるよ。
宇宙とかまでぶっとんじゃうし


意識を持ってるって事が少し怖くてやるせない時があるってことなのか