さようならパタゴニア、こんにちはブエノスアイレス
パタゴニアに別れを告げ、プエルトマドリンからバスで20時間掛けてやって着たのは南米のパリと称されるアルゼンチンの首都ブエノスアイレス。久しぶりの大都会とあって緊張×②気分はまるで福岡の片田舎から上京したてのあの頃の様です。
ブエノスアイレスをはじめ南米の都市部では、強盗が決して珍しくはなくその手口も様々のようです。
その中でもメジャーなのが唾かけ強盗を初めとする『○○かけ強盗』です。手口はその名の通りで、基本的には○○をかけて相手の気を逸らしたスキに金目の物を奪うというものです。最近では○○を掛けられた直後に水とタオルを持った人が現れ、親切を装って汚れを落としている内にスリを働く頭脳犯もいるのだとか!
対処法は何がかかっても気にしないことに限るのだとか。立ち止まらず前進あるのみ!前進!前進!
実際、3年前にボリビアのラパスの人混みで唾が顔面にクリーンヒットしましたが、前進したため何も取られませんでした。前進!前進!
唾かけの他には、ケチャップかけ、パーマ液かけ、ペンキかけ、砂かけ等もある様です。余談ですが、砂かけに関しては某有名漫画家の関与が疑われているとかいないとか…
信じられるのは自分と嫁だけと自身に言い聞かせました。突然、純子ちゃんに水を掛け警戒心が如何程のものか確認したりもしました。
そう、僕は完全にビビリ上がっていました。その日は強盗の多発するという土日に到着するバスに乗っていることを悔いながら眠りにつきました。
翌朝、ブエノスアイレスの玄関レティーロバスターミナルに降り立ちました。目的の宿までの道は暗記してあります。よし、前進あるのみ!前進!前進!
勢いよく歩き出したその時、さっきまで乗っていたバスが横をブゥーン↑↑
あれぇ~まだ人乗ってる…おぉ~マイガッシュ!!2人して降りる場所間違えてるしぃ~orz orz
「どこだよぉーここどこだよぉードンデエスタードンデエスター」
ブエノスの地図を見せながら尋ねるものの、まさかの地図外…orz orz
「市街地!市街地に行きたい!セントロ!キエロイールアセントロ!」
と叫び続けた結果、近くに鉄道の駅があるのでそれで終点のオンセ駅まで行ってから地下鉄に乗り換えろ的なフィーリングを得るに至りました。こういう時だけスペイン語を勉強しようと強く思います。
そうこうして、何とか無事にセントロにある宿に着きました。
セントロの顔オベリスコ☆(注)この下でパーマ液かけにあったという証言あり。
そんなオベリスコのある7月9日大通り☆世界一幅の広い道路らしい。
兎に角、バスを降りる前にまず場所の確認を!確認!確認!
by ryohei
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