さんまさん。 | ☆★☆NO LIFE!NO UVERworld☆★☆

さんまさん。

「ヒャッヒャ。」さんまさん、そう明石家さんまさんの笑い声がする。










…なわけもなく、さんまさんがいるわけじゃないのに、「さんまさん笑い」が聞こえる。確かに家の中から…。








当然“原口あきまさ”もいないし、テレビもラジオもついてない。でも確かに聞こえるんです!!









その笑い声の主…。









それは…。










我が家のもうすぐ4ヶ月になる姫の笑い声だったりする。








起きている時はあまり声に出して笑わないのだが、寝てる時は(^-^)ニコッの【※むし笑い】の他に「ヒャッヒャ。ヒャッヒャ。」と笑う。






そう、その笑い方はまさしくさんまさんなのだ。










てか早くね?声に出して笑えるようになるってもっと後じゃなかった?姫は2ヶ月なるかならないか位でもうさんまさん笑いをマスターしてた。







今の赤ちゃんって何でも早くね?首座るのも早かったし、なんか子供産み続けると年々発達が早くてびっくりする。いや長女の発達が遅かったわけではないんだろーけど。








ただ単に寝てたら死んでるんじゃないか、泣いたらどっか痛いんじゃないか、あまり笑わなかったら、笑わない赤ちゃんだったらどうしよう(いや、当時は母子のコミュニケーションが足りないと笑わない赤ちゃんになるっていう話の出始めだったのさ。)









とまあ、何をするにも不安だったし、良くわからなかったからあれこれやった。







近所に一人いつも家の中覗いて、長女が泣いたら「赤ちゃん泣いてるよ、これは痛い泣き方だから、どっか痛いんじゃないのかい?」と長女が泣く度に「これは~の泣き方だ」と言いに来るオバチャンがいてウザかった。








まぁ、21で長女を産んだから心配になる気持ちもわからないでもないが。田舎だから若い人が少ない。だから若いってだけでかなり偏見で見られた。長女が寝たすきにちょっとテレビでも見ようものなら、「今の若いお母さんはTVばかり見て、キチンと育児をしない。私達が子育てをした頃は、朝から晩までオシメあらったりでそりゃもう大変だったさ。冬でね、湯沸し器なんてないもんだから、ストーブの上に鍋置いて水入れてさ…ウンタラカンタラ…。」








今なら「ハイハイ」って聞き流せる事でも当時は結婚したばかりだし、田舎はなかなか人に溶け込めなくて苦労するって聞いてたから、これも近所づきあいだ~と思って我慢して聞いてたなぁ…。








こんなに“愛しい”って思う余裕もなくて同じ年位のママ友もいなくて、どこ行っても私より一回りも二回りも違うお母さん達の中で、二言目には「若いからね~」で仲間に入れてもらえず毎日泣いてたなぁ…。









旦那はしょっ中飲み会行ったりボランティアで出掛けてていなくて、淋しくて心細かったなぁ…。








旦那は子供の頃からここに住んでるから小さい頃からの友達いるけど、私は地元じゃないから友達とも中々会えなかったし。(同じ年で子持ちどころか結婚してる子が珍しかった。)








今じゃもうすっかりオバチャンになったけどさ(笑)









でもあの頃の事を思い出すと今でも涙が出てきます。オバチャンになったから涙腺ゆるいんです(笑)








でも、産んで良かった。産まれてきてくれてありがとう。







そんな長女ともうすぐ4ヶ月の姫は同じ干支です。