6年目は変化する年 | 脳幹出血患者☆松田のんが100%の日常を取り戻すまで

脳幹出血患者☆松田のんが100%の日常を取り戻すまで

焦点が合わない…歩く事も出来ない…箸もペンも使えない…
…42歳の主婦を突然襲った「脳幹出血」…
発病から12年が過ぎ、13年目の闘病生活へ突入。
穏やかで充実した毎日を過ごしています。
生きている事に感謝!人生は楽しまなくっちゃ!!

5年前の3月、私は脳幹出血を発症し、それから闘病生活が始まった。

 

発症当時は死をも覚悟したが、リハビリのおかげで、外見からはまだ後遺症があるなんて想像できないぐらいまで回復した。

 

いつか後遺症ゼロレベルまで戻ると信じ、いまでも毎日自主リハビリを欠かさないようにしているが、急激に回復する時期は過ぎ、現在はとても緩やかな回復期になっているので、年単位しか変化が分からない。

 

丸5年経った今の状況は、

*右半身の痺れと感覚が薄い事((ピーク時の1~2割ほど)

*体幹失調(急な横移動でふらつく事がある)

*目の障害(急な視点移動が苦手。複視気味)

*微々たる嚥下障害(大量の飲み物の一気飲みは苦手)

昨年と同じくこの4点セット。

 

目の障害の方は、少し老眼も入ってきているようなので、±0なのかもしれないなー。

 

身体の後遺症としては、昨年より少しは良くなっていると感じているが、「痺れ」や「感覚障がい」は数値で測ることが出来ないから表現のしようがない。

 

でも、身体の症状としての単位ではなく、出来るようになった事で表現することなら出来るかも。

 

昨年から今年にかけて出来た事は、

*横浜から群馬県の赤城まで、一人で往復、車の運転した!

*週に一日だけだが、学校に通い資格を取得した!

*三年続けた仕事を辞めて、別の世界へ飛び込んだ!

 

これらの事は、一年前ではまだ出来なかったと思う。

そう考えると、身体は順調に回復していると感じる。

 

先月末で仕事を辞めたので、この6年目の初めの今は、これからどのような生活をしていきたいのか、じっくりと考える良い機会になっている。

 

やりたい事がいっぱいあり過ぎて、ウキウキドキドキ・・・

 

 

 

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先日、ようやくお雛様を出した。我が家では毎年、4セット飾る事にしている。

 

私の7段飾りは、特に7段の段を出して組み立てるのが大変なので、今年ははしょる事にした。

 

テーブルの上に段差を付けて赤い布をひき、顔のついている人形のみを飾ったが、元々このようなセットだったのかと思うぐらいしっくりと飾れた。

 

↑二段飾りでもいい感じ。

 

↑娘のお雛様は上品

 

↑義母の手作りのお雛様

 

↑この小さなお雛様は有田焼。有田で祖母が購入したもの。

 

 

なぜか「和物」に惹かれる私は、お雛様を出さずにはいられない。

 

そして、ひな祭りのお祝い料理も。(と言ってもたいしたことは出来ないが)

 

今年は久しぶりに田舎風ちらし寿司を作成。

↑しいたけや油揚げ等を甘辛く煮込んだものと酢ばすを酢飯に混ぜ、錦糸卵・きぬさや・いくらで飾り付けした実家のちらし寿司の味。懐かしい~!

 

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お雛様を出すと、その箱の中には昨年の私が今の私に宛てた手紙が入っている。

 

病気後から始めた一年ごとのタイムカプセル。

 

手紙の内容なんてすっかり忘れているから、これが初心を思い出させてくれるための良い機会だ。

 

昨年の私からは、「資格は取得できた?目標はぶれていない?目標を目指してたゆまない努力を重ねていこう!」のメッセージ。

 

うんうん。そのために今何をすればいいのか考えながら行動しているよ。

 

昨年想像していたより大きな人間になっているかな?

 

じゃ、来年の私はどれぐらい成長できるのだろうか?

 

お雛様を片付ける時に、来年の私宛ての手紙にはなんて書こう?

 

新しい仕事や新しい世界でも、目標を見失う事なく突き進むことが出来ますように。。

 

6年目は様々のものにチャレンジし、変化する一年になりますように。。。