自分の感情を意識して日々過ごしていますか?
改めて「感情」とは
物事に感じて起こる気持ち。外界の刺激の感覚や観念によって引き起こされる、ある対象に対する態度や価値づけ
(デジタル大辞泉より)
気持ちってのはすぐに思う方がいると思いますが、価値づけってのもあるんですよね。
この感情とどう向き合うか?が案外とてもとても大事だったりします。
感情を見ない様にしていた過去
私は摂食障害だった以前は
・自分の感情は見たくない
・浮き沈みの激しい自分の感情が嫌い
・負の感情から目を背けたい
・いい感情もいつかは終わる。ならは浮かれてはならない
そんな風に思っていて、なるべく自分の感情から目を背け"一定であろう"としていました。つまり感情を感じないようにしようとしていました。
でも今思うとその感情が詰まり詰まって、病気にもなったと思っています。
克服してわかったこと
それは感情は目を背けるよりも、感じきって受け止めて認めてあげたほうが苦しくなかったのです。
水が滞るとどうなるでしょう?
淀みますね。
水は絶えず循環していると綺麗に保てます。
人間の身体も同じ。60%が水でできています。そして感情も水にのって流れます
(涙を流すとスッキリする、汗をかくとスッキリする、のと同じです)
だから、感情も
・感じるだけで案外その先は苦しくなかったりする
・私こんな風に思ってたんだ、と気づくだけで自分から一歩離れ客観視できる
・その感情になった理由が見えてくるとスッと楽になる
・その感情に対処できるようになると、もうその感情が怖く無くなる
こんな変化が起きます。
感情が苦しい・見たくないと感じる時は?
感情が苦しいと感じる時はどんな時でしょうか?
それは頭と心が逆のことをしようとしている時じゃないでしょうか。
例えば、
頭ではダイエットしたい!でも…心では目の前のケーキが食べたい。
頭では子供に優しく接したい!でも…心ではイライラしてしてキツくあたってしまう。
頭では新しい事にチャレンジしたい!でも…心では失敗が怖くて踏み出せない。
この時、自分の中でどんな事が起きているか?考えてみると、
2人の自分が背を向けて喧嘩しているんですよね。
だから、その喧嘩して反対を向く2人の自分が同じ方向を向いて仲良しになればいいわけです。
冒頭の言葉を借りていうならば、反対を向く感情の価値づけを変えればいいのです。
感情との付き合い方
じゃあどうするか?
それは"気づく"ことです。
「あ、私こんな風に考えてるんだな。」
「でも心ではこんな風に思ってるんだね。」
…て。
自分の中の2人の自分がお互いが反対方向を向いて嫌いあっていたら、、それは私自身も疲れますよね。そんな自分の感情は辛くて見たくなくなりますよね。
誰しも、自分の中に沢山の自分がいる。
その中で嫌ったもう1人の私が足引っ張ります。
でも応援してくれるもう1人の私だっていていいはずです。
是非自分の中のもう1人の自分を味方につけませんか?
そのためには、まず
感情を流そう。感じよう。
今苦しいなら、その苦しみを味わおう。受け入れよう。
そうすれば、今の体験が未来の財産に変わる。
【今日の問いQ】
あたなは今どんな気持ち?
それを全力で受け入れてみよう。