昨今でも≪花澤香菜×北川勝利≫タッグや、色んなアーティストとコラボする坂本真綾を中心に、声優界のポップス界隈では常に良作がリリースされております。
楽曲自体が素晴らしいのはもちろん、声優ポップスの何がいいって、やはり“声”に対してはみなさん訓練を積んでいるので、発声が良かったり、声のキャラクターが強かったり、ピッチが完璧だったり、歌い手としてのスペックが異常に高いところです。
そんな声優ポップスですが、過去を遡ってみても ≪気鋭アーティストとのタッグ≫ というのは声優ポップス界隈では常套手段的に行われており、その当時は知らなかった(そもそも声優界隈に疎かった)素晴らしい世界がそこには広がっていたわけで。
今回改めて90年代声優ポップスを探訪してみて、特に「凄いもの見つけた!!」な3作を挙げてみたいと思います。
■宮村優子 / 産休~Thank you~

1.弱きもの汝の名は女なり
作詞:みやむらゆうこ 作曲:髙浪敬太郎 編曲:髙浪敬太郎
2.恋と欲望
作詞:青島雪男 作曲:関口和之(from サザンオールスターズ)編曲:長谷部徹
3.ママ・トールド・ミー
作詞:小西康陽 作曲:小西康陽 編曲:小西康陽
4.球体
作詞:岩里祐穂 作曲:髙浪敬太郎 編曲:髙浪敬太郎
5.チュッ・チュッ・チュッ
作詞:弥勒 作曲:CHiBUN 編曲:CHiBUN
6.キス
作詞:小西康陽 作曲:小西康陽 編曲:小西康陽
7.La La Means I Love You
作詞:Thomas Randlph Bell&William Hart 日本語詞:みやむらゆうこ
作曲:Thomas Randlph Bell&William Hart 編曲:髙浪敬太郎
8.聖母たちのララバイ
作詞:山川啓介 作曲:木森敏之・John Scott 編曲:髙浪敬太郎
9.doobie-doobop '98
作詞:Love Palette 作曲:Love Palette 編曲:髙浪敬太郎
10.Pardon!/ときどきオオカミ
作詞:弥勒 作曲:長谷部徹 編曲:長谷部徹
11.アリガト
作詞:髙浪敬太郎 作曲:髙浪敬太郎 編曲:髙浪敬太郎
12.さんきゅ
作詞:みやむらゆうこ 作曲:みやむらゆうこ 編曲:髙浪敬太郎
声優としての代表作はエヴァンゲリオンの”惣流・アスカ・ラングレー”になりますでしょうか、宮村優子さんの98年のアルバム『産休~Thank you~』。
サウンド・プロデュースに元ピチカート・ファイブの高浪敬太郎氏を招き、彼独特のストレンジ・ポップ全開のマジカルな作品に仕上がっております。
小西康陽を招いたTr.3、Tr.6ももちろん名曲。
アルバムの流れも素晴らしく、Tr.11でしっとりと本編の幕を下ろした後、アンコール的に宮村優子さん自身が作詞・作曲したTr.12が入ってるのも特筆もの。
■國府田マリ子 / やってみよう

1.なりたい放題
作詞:國府田マリ子 作曲:中村修司 編曲:中村修司&High Cheez
2待っていました-album mix-
作詞:種ともこ 作曲:種ともこ 編曲:亀田誠治
3.屋上へゆこうよ
作詞:種ともこ 作曲:種ともこ 編曲:西脇辰弥&High Cheez
4.シテみたい
作詞:國府田マリ子 作曲:西脇辰弥 編曲:西脇辰弥&High Cheez
5.ロックでパンクでジャンクなボクのネコ
作詞:國府田マリ子 作曲:西川進 編曲:西川進&High Cheez
6.好きだよ
作詞:國府田マリ子 作曲:倉内充 編曲:亀田誠治&High Cheez
7.無理をしないで
作詞:國府田マリ子 作曲:亀田誠治編曲:西川進&High Cheez
8.ボサボサのボサ
作詞:國府田マリ子 作曲:古川昌義 編曲:中村修司&High Cheez
9.友達
作詞:國府田マリ子 作曲:奥居香 編曲:奥居香&High Cheez
10.単三電池
作詞:國府田マリ子 作曲:西脇辰弥 編曲:西脇辰弥&High Cheez
11.さよなら
作詞:國府田マリ子 作曲:奥居香&種ともこ 編曲:奥居香&High Cheez
12.大切に思えるものが一緒ならいいよね
作詞:國府田マリ子 作曲:ながつきまろん 編曲:亀田誠治
声優としての代表作はママレード・ボーイの主人公 ”小石川光希” ということになりますでしょうか、國府田マリ子さんの99年のアルバム『やってみよう』。
プロデュースを”井上うに”が行っており、編曲と演奏に”亀田誠治”、”西川進”などが参加しており、それら面々はそのまま初期の椎名林檎に参加している面々でもあり。
その甲斐あってか『無罪モラトリアム』に近しい音作りが成されているアルバム。
ベースうねりまくりのバンドサウンドに乗るコケティッシュな声のボーカル、そして破天荒なパンクTr.5やメロディアスなバラードTr.9という楽曲の振れ幅は、なんだかJUDY AND MARYをも想起させてくれてる気がします。
■Whoops!! / P

1.Whoopieコースター
作詞:Suzi Kim 作曲:河辺健宏 編曲:河辺健宏
2友達の彼
作詞:園田有吾 作曲:河辺健宏 編曲:河辺健宏
3.Urban Cowgirls(Native Ver.)
作詞:Suzi Kim 作曲:松井寛 編曲:松井寛
4.ジーニー
作詞:Suzi Kim 作曲:岡部啓一 編曲:岡部啓一
5.Urban Cowgirls(Love's Ver.)
作詞:Suzi Kim 作曲:松井寛 編曲:松井寛
6.Private Time
作詞:園田有吾 作曲:河辺健宏 編曲:河辺健宏
7.忘れないよ..
作詞:園田有吾 作曲:岡部啓一 編曲:岡部啓一
8.Urban Cowgirls(Lovers Ver.)
作詞:Suzi Kim 作曲」松井寛 編曲:松井寛
9.LOVE LOVE Fantasy(honey♡hunter Ver.)
作詞:上野圭市・松井寛 作曲:上野圭市 編曲:松井寛
10.With
作詞:園田有吾 作曲:種市弦・園田有吾 編曲:河辺健宏
11.Urban Cowgirls(Highschool Ver.)
作詞:Suzi Kim 作曲:松井寛 編曲:松井寛
12.何も言わないで
作詞:Suzi Kim 作曲:Suzi Kim・岡部啓一 編曲:岡部啓一
13.いつか(Guttiappella Ver.)
作詞:Suzi Kim 作曲:松井寛 編曲:松井寛
14.Urban Cowgirls(Fashion Ver.)
作詞:Suzi Kim 作曲:松井寛 編曲:松井寛
15.LOVE LOVE Fantasy(Kitchen Dancer Ver.)
作詞:上野圭市・松井寛 作曲:上野圭市 編曲:松井寛
16.Urban Cowgirls(Dub Mix)
作詞:Suzi Kim 作曲:松井寛 編曲:松井寛
”Whoops!!” とは、坂本真綾さん、樋口智恵子さんのユニット。
ラジオ番組のパーソナリティで二人がレギュラーを務めたことで組まれたユニットみたいです。
そのWhoops!! の99年リリースの唯一のアルバム。
本作で一際わたしの目を惹いたのはやはり松井寛の名前が結構あるところ。
作家だけでなくプロデューサーも兼ねており、当時は『MISIA / つつみこむように』のアレンジで一躍ヒットメーカーに昇りつめた直後で、アルバム単位では初めてのプロデュースを担当したのが本作だったそう。
”声優ユニット×松井寛” なんとも響きの良いキャッチコピーでしょう。
音は、ハウス、ヒップホップ、R&Bなど90年代という時代を感じさせるクラブ・アレンジ。
既にソロデビューしていた坂本真綾の神がかった歌唱力はもちろんこちらでも発揮されており、当時の菅野よう子作品ではあまり見られなかったR&B的な楽曲やJ-POP的な楽曲などが凄く新鮮。
以上、
掘り始めたばかりの界隈なので、まだ見ぬ堀りシロにワクワクしています。