ついに発売されましたね。『キネシクスアイ』以来、12年ぶりですか。

 

 

先ほど読み終わったので、感想を少々。

 

○嵯峨敏也は、また年齢が変わったのでしょうか。

 

○岬美由紀が相手を銃撃しすぎな印象です。単行本『千里眼のマジシャン』を思い出します。あのときは、文庫『千里眼 マジシャンの少女』に書き直し、そして『千里眼の死角』の中でダビデのセリフとして「ハードカバー版は事実を歪曲した。文庫版では事実に基づいて書き直した」と解説させたわけですが、さすがに今回はそこまでやらないかな。

 

○『キネシクス・アイ』と違って、今回は綺麗に話が完結しているように思いました。「後に続く」感があまり無いというか。

巻末の解説の方は「次作にお目にかかれるのも遠い未来のことではないだろう。」とありましたが、私はもう今作でシリーズ完結という扱いにして良いのではないかと思いました。

 

 

 

・・・とおもったら、もう次『千里眼 ノン=クオリアの終焉』が予告されているのか。あんまりグダグダ行かないほうがいいと思うが・・・。