平成初期生まれの私とって、まず「新垣」で思い出すのは、モーニング娘。の「新垣里沙(にいがき・りさ)」である。
2001年にメンバーになったわけであるが、「うたばん」全盛期で凄い人気であった。
2003年、プロ野球・福岡ダイエーホークスに「新垣渚」が入団するのだが、これは「あらかき」である。だが、あまりにもモー娘。のニイガキの印象が強く、「野球選手の方は『あらかき』」と注記を入れる感じで、「ニイガキ」優勢であったと思う。
これをひっくり返したのは、女優「新垣結衣(あらがき・ゆい)」の登場だろう。
2006年くらいから活躍し始め、以降、「あらがき」優勢の時代が続いているのではないだろうか。
『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』、アグネスプリン、なんと懐かしのだろうか。
現在、2020年に至るまで、第一線で活躍を続けているのは素晴らしいことである。
この「あらがき」の時代に、対抗馬として登場したのが2014年、佐村河内ゴーストライター騒動で時の人となった「新垣隆」である。こちらは「にいがき」である。
だが、新垣結衣の大きさには到底及ばず、新垣里沙以来の「にいがき」優勢時代は訪れなかった。
ネットで検索してみると、やはり「新垣」問題を取り上げている記事が多い。
なるほど、「SPEED」のメンバーは「新垣仁絵(あらかき・ひとえ)」だったか。言われれば思い出す。
1996年のメジャーデビューだが、下の名前で呼ばれることがほとんどだったし、おそらく一番ファンが少なそうなメンバー(失礼!)だったので、「新垣」のイメージは皆無であった。