NPB審判員の2019年シーズンファインジャッジ賞が発表されました




 4名の審判が選ばれましたが、私が注目したのは嶋田哲也審判です。
 

4月21日 阪神-読売 6回戦(甲子園)控え
 4回表、無死一塁での併殺プレイで、二塁はセーフとなり二塁手からの送球がボールデッドの箇所に入り、走者二三塁で再開しようとしたところ、控え審判員の嶋田が、「規則上一塁走者は得点で打者走者は二塁である」と、勇気あるアドバイスをした。


 ありましたね。テレビ中継で見ていました。
 

 プレーを再開しようとしたところで、唐突に眞鍋球審が下がっていき、再度審判団を集めて、3塁ベース上に留まっていた巨人・ビヤヌエバにホームインを指示したのでありました。

 ここで注目したのは「控え審判員が、勇気あるアドバイスをした」ということ。
 当日の審判団は、球審眞鍋、一塁杉永、二塁佐藤とベテランが揃う中(ちなみに三塁は山本貴)、意見をいうのは大変勇気のいることだったでしょう。

 ・・・・と、そんなことではありません。

 知りませんでしたが、控え審判って判定に口出していいんですね。
 

 たしかにビデオ判定には加わっていますから、問題ないんでしょうが。

 それなら、控え審判はテレビ中継の映像をずっと確認しつづけて、「常時ビデオ判定」してればいいんじゃないでしょうか
 リプレイが頻繁に流れますから、明らかに誤審の場合には、控え審判が声かけて判定を変えればいいのではないか。