ネットショッピング・オンラインストアがかなり充実している現代。

 はたして「実店舗」での販売にどれだけの意味があるのか。

 そんなことを考えることもあります。
 

 最近、実店舗のメリットを感じたのは、「この部品って何ていうの?」っていう場面でした。


 あるとき、いつも使っている部品がありました。

 とある卸業者から購入していたのですが、そこが突然倒産。

 

 何とかその部品を調達しないといけない。でも、この部品を何と呼ぶのか、皆見当がつきません。
 別の出入り業者に実物をみせて「これを探している」と尋ねても、「調べたてみたが、見つからない」という回答。


 自分でネットで検索しても、ぜんぜんそのような部品がない。
 ネットで何でもできるような時代ですが、「何というキーワードで検索していいかわからない」状態が発生したのです。
 でも、ホームセンターに行けば確実に売っていそうな部品なのです。

 だから、実店舗にいって商品棚を眺めました。
 すると、まさに「それ」がありました。そしてその商品名は、全然きいたことがないものだった。

 「考えれば思い出す」というような名前ではありませんでした。
 

 判明した商品名をネットで検索したら、いくらでも出てきた。


 実店舗のメリットを感じた出来事でした。