小学生から中学生にかけて、女性バンド「ZONE」が好きで、よく聴いていました。
解散後、ベースのMAIKOさんが「MARIA」というバンドでカムバックします。
そのMARIAの1stアルバム「You Go! ~We are MARIA~」を聴いてタマゲたのを憶えています。
「なんて演奏が上手いんだ・・・」と。
これを二十歳前後の女性たちが演奏しているとは、すごいなと思っていたのです。
ZONE時代、オフィシャルには「2ndシングル(大爆発NO.1)までは道具として楽器をもって踊っているだげ、3rdシングル(secret base)からは実際に演奏するようになった」という立場ですが、「ドラムはそうる透が叩いている」などと影武者疑惑がありました。
(そうる透かどうかはわかりませんが、たぶんレコーディングは別人が演奏してるのでしょう)。
MARIAになって1stシングル「小さな詩」など聴いている限り、自分たちで演奏しているのかなと思っていました。
ふと、1stアルバムの冊子を見ているときに、Special Thanksに、ドラマー「淳士」氏の名前を見つけました。
当時、SIAM SHADEもよく聴いていたもので、MARIAと何の関わりがあるのだろうか、と不思議に思ったものです。
このアルバムのプロデュースは明石昌夫氏。SIAM SHADEのプロデュースもしていました。
明石昌夫繋がりで、アルバム作成に関わっているのか。
そんなことを思いながら、あらためてアルバムを聴くと、またタマゲた。
1曲目の「夏えがお」をはじめ、アルバム曲のドラムが淳士にしか聴こえません。
MARIAも影武者だったか。
しばらくショックを受けました。
今なら「そういうもんだ」とあっさり受け入れるところですが、高校生だった私はまだまだ世の中を知らなかった。
まぁ、逆に、SIAM SHADEのドラムでZONEが歌っていると考えれば、豪華なものです。
後年は、淳士のドラムを目当てに聴くアルバムとなったのでした。
※ちなみに、私が勝手にそう思っているだけです。確証はありません。