先日、出張で新幹線を利用したときの話。年に1回乗るかどうかという感じなので、若干の緊張を伴う行為なのでありました。

 ただでさえ気が乗らない出張なのに、スタートからトラブル――いや、自分の凡ミスが発生してしまいました。


 新幹線を使うときには、紙の切符が2枚あります(普通の乗車券と新幹線の特急券)が、地元の駅に入場する際、普通の通勤時と同じようにSuicaで入場してしまったのです。


 数駅過ぎた時点でそれに気づいた私。
 「マズイ..」、不安と焦りで一杯に。

 ケータイでいろいろと解決策を検索してみるも、ズバリな答えは見つからず。

 しょうがない、駅員に相談だ。


 新幹線に乗車する駅に到着。

 まずは近くにあった普通の改札口の係員に相談。
 すると「これから新幹線に乗るんですよね。普通に通れますよ」と言われる。私も鉄道に詳しいわけではありませんが、何となくズレた回答だということは分かる。
 しかし、あまりにもあっさりと言われてしまったものだから、気の弱い私は言い返せず。「そうですか、どうも~」といって退散。私の説明の仕方が悪かったんだろう。

 気を取り直して、新幹線の改札の係員に相談。すると、次のような期待通りの対応が待っていました。
(1)Suicaの入場記録を取り消し
(2)2枚の切符に駅のハンコを押す
(3)降車駅では有人改札を通って切符を提示するように

 無事に新幹線に乗ることができました。



 降車駅では、指示通りに有人改札へ。切符を提示するやいなや「はいどうぞ~」と、何なら自動改札機よりも速いのではないかというスピードで退場完了。


 JRの駅員さんの親切さに感謝の念を抱きながら出張へと向かっていったのでありました。

 まぁ、その出張自体は惨憺たる結果に終わってしまいましたが・・・。