といっても、締め切りを先延ばしする術ではありません。
 ちょっとタイトルが大げさでしたが、時間管理にX JAPANの曲を用いてみようという試みです。


 PCに向かってとある作業を集中してやらねばならない、しかし、なかなかスタートできない。
 そんな感じで、ネットで「集中 時間」みたいな感じで検索してみました。

 すると、結構な数のページが出てきまして、いろいろな説があるようです。
 「医学的には」という前置きは同じなのに、「15分」とか「45分」とか、どれが医学的に正しいのか。


 とりあえず目についたのが「30分やって10分休憩」というページだったので、実践してみることに。

 「30分」というワードから連想したのが、X JAPANの楽曲「ART OF LIFE」(以下、AOL)であったわけです。これを聴きながら作業をして、曲が終わったら休憩すればいいのか、という発想に至りました。

 ついでに「10分くらいの曲といえば」ということで、思いついたのが「ROSE OF PAIN」(以下、ROP)。

 こうしてこの2曲をリピートしながら、AOLの時には作業を、ROPの時には休憩を、という「X JAPAN仕事術」を試行することになったのであります。

 



 やってみた感想。AOLの後半、ピアノソロが終わるところで「もうすぐ終わってしまうぞ」という焦りの気持ちが生まれ、曲調が激しくなるのにあわせて自分の作業も「スパートモード」に入ります。これはなかなかいい感じでした。

 そして小フーガト短調が流れてきたら休憩時間です。
 ROPは、一曲丸々休憩にするとちょっと長過ぎましたね。


 何回かループしていくと、だんだんサイクルが乱れてきました。
 まずAOLが終わったところで作業が終わらず、ちょっと延長します。切りが良いところまで、と思っていると大体ROPの後半部くらいまで行ってしまいます。
 前述の通り、ROP丸々はちょっと長いので、むしろこれで丁度いいくらいでした。

 ですが、ROP中もずっと作業を続けてしまい、AOLが始まってしまうと、休憩のタイミングを逃します。
 作業が続けられているんだから、それはそれで良いのですが、AOLの途中でトイレに行ったりするようになり、また時間が進むにつれ集中力が落ちてきて、最終的にこの仕事術は崩壊したのでありました。