都会の斬りつけるような吐息に目を開ける
爪先から凍らされる朝を迎え入れて
雲を割いて現れる彼を待つ

広大な彼方に反響する絶望も
蠢く生命におののく静寂も
フォークに絡め取って
コーヒーに流し込まれるだけ



カウントダウンが始まる
跡形もなくなる前に
痛みを海に敷き詰めて
誰の救助もないことを染み込ませる
待ちわびる闇を飲み込めるように



降り積もる
powder sugar
埋もれていた幻想の甘味

君は知らない
嘗ての僕のように

尽きることない空にも終わりがあることを



広大な彼方に反響する絶望も
蠢く生命におののく静寂も
スプーンで掬い取って
炎に溶解されるだけ


カウントダウンが始まる
跡形もなくなる前に
痛みを海に敷き詰めて
誰の救助もないことを染み込ませる
待ちわびる闇を飲み込めるように



君は知らない
嘗ての僕のように

尽きることない鼓動にも終わりがあることを