あなたが私の世界から抜け出して
閉ざされた空が広がった

反響した打ち上げ花火に
夢は美しく明けた

感覚がいなくなったのに気付いたのは
何気ない現実


やがて去って行ったひとつ
手を引かれるように
連なった神経が飲み込まれていく


最初からなければ最後もなかったのに



何もかもが拒否するように
逃げ足を速める

引き留める術は見当たらない部屋
散らかる昨日までの跡は
必要性を放棄された

あの日の輝きはいずこ

痛覚があれば戻れる扉
軋むのを抑え 閉めるけど

通過したものが大きすぎる
通過させたものが多すぎる

明日開く眼の先に
願わくば光

衝動のように
眠りとの決別を待った