思い出は増える一方 切なさと共に
時間ばかりが減っていくよう

震えるのは大切すぎるため
怖くなる 先や後を思って
想像は偏り
足場さえかじり始める

それでも 見慣れた道さえ鮮やかに色めくのは
隣にいたいつかが寄り添うから


指折り数えて
愛しさ重ねても
哀しみ積み上げても
限りある中で
制限に気を取られては限がない


海馬に焼き付けばいい
それだけで頁を埋めたいとペンを取る

等感覚 植え付けられず
左右対称 届かず歪

ゆくゆくは消え去る運命
知りながら待つ恒久に
虚しさはみじんもない
永遠を生むのは不死鳥ではないから