意外と無力だった。

もっと何かできるんじゃないかなんて勘違いも甚だしかった。

自分の裁量がどこまで及ぶものか少しだけ思い知らされたな。

予想外にそれぞれの概念は確立されていた。

優劣なんてないけど、諭せるなんて思っていた。まいったね。言葉さえうまく使いこなせなかった。

か弱いふりして自分を守って、寄りかかる悲劇の主人公に一喝できる気がしてたけど、まさかの肯定。まさかの擁護。まさか…。

弱いのはその存在に対してなのか、自身に対してなのか。

どっちにしても





強いふりしてあいつより弱いじゃないか。