清々しぃほど雨



降り止まないが
さほど


雨足は強くなるが
さほど


気持ちまで曇に覆われない梅雨前線


進行状況に影響されないのは
いつでも傘を常備しているからだ



晴天の空を愛おしく想うのも今に限ったことかもしれない

いなくなれば
照りつける日光の肌を焦がす視線に嫌気を覚えるかもしれない


雨上がりの青々とした匂いに
いつもは囁くだけの木々が主張して

道は夜に光り

朝に吸い取られ

まだ痕跡を残しては

情緒を揺らす



なかなかいぃものじゃないかっ
雨も