景色が変わった


風の運ぶ匂いがちがう


見たことのない人たちと時間を共有しながら同じ方向へ流される


懐かしぃ気がした錯覚にときめきは生まれるよぅだ


新しく生まれたわけではなくて
訪れなかっただけで存在していた場所


世界はそんな場所ばかりだ


帰り道はゆっくりと今日から遠ざかる
名残惜しさを伴って安堵に近付く


色付いた街が反射して向かい側にも過ぎる


この風景を日常的に見る人を羨ましく思うなら


きっと
私がいつも慣れた景色にもまた
感動や情念を抱く人がいるのだろぅ


不思議と未開にも親しみが沸き
当然に愛しさを抱く


なんて勝手で単純なんだ
笑えるな


どぅやら当初の目的通り

戻る場所の大切さを見つけられたよぅだ



ただいま