たかが活字に体が揺れる

強く打たれた鼓動に
気付かぬ周囲を見渡す

脳裏に現れた幻影は
何ひとつ投げ掛けてくれはしない

ただ居座って
時間を奪取して
虚ろを与える



形成された確証
曖昧に濁し不明瞭にして
帰るは
城壁の囲う 無秩序の庭


次第に我が儘を
現実に強要したくなって


言の葉を呼び寄せ


鼓動を賑わす