昨年の紅白歌合戦に初出場した歌手クミコを、皆様はご存知かと思います。

昨日は保谷こもれびホールにてコンサートが開催されました。

大ホールのキャパ662の座席に、だいたい6割でしょうか?単純計算で400人は入った感じです。

今回のバックバンドは4名。舞台上手から、ドラムス、ウッドベース、ヴァイオリン、ピアノという編成です。

最近ラジオやテレビ出演時によく話されている、3.11震災当時の話題がトークのメインでした。

この日は宮城県の石巻で公演が予定されていて、その大震災で被害に遭い中止になったという話でした。

おっと、これ以上詳しくは書きませんよ。他所でも今回のツアーが予定されているようなので、ネタバレ予防っと。


そういう訳で、曲目のセットリストは自分でメモしましたが、ここで公開するのは控えておきます。

ただ、本邦初公開の「最後の恋~哀しみのソレアード」を歌ってくださり、大感激でした。

「哀しみのソレアード」のメロディは、おそらく誰もが聞き覚えあるかと思います。

イタリアのグループ Daniel Sentacruz Ensemble のオリジナルで、多くのアーティストにカヴァーされた曲です。

日本では30年ほど前に日本テレビの「カックラキン大放送」エンディングに使われたらしいです。

また、秋川雅史の歌で大ヒットした「千の風になって」のAメロとよく似ている事でも、一部話題になりました。

そんな有名なメロディに、脚本家の大石静が「最後の恋」として訳詞を付けたそうなのです。

あ、もちろん紅白出場曲「INORI~祈り~」も歌われました。


そしてコンサート終了後には握手会が行われました。

会場でCD購入者対象でしたが、来場者の半数近く(200人弱?)は並んでいる様子。

列に並ぶのは好きではないし、この長蛇では耐えられないので早くも断念しました。

ただ断念するのももったいないので、しばらくは高見の見物で様子を伺っていました。

今日のコンサート主役は、お客様一人一人に丁寧に受け答えし、かなり長く話されていたようでした。

すると、ふと横に目を移せば、先日のU-STREAM配信でクミコと共演したギタリストが視界に入りました。

「失礼します!もしかしてU-STでギター弾いてらっしゃった方ですよね?」と挨拶に行きました。

人違いじゃなくてよかった。この方はギタリストの黒澤大介でした。

この事に感激してTwitterでも呟いたら、いつの間にかフォローされたので、僕も迷わずフォロー返ししました。

主役とは話せずも、観覧にいらしていたギタリストとTwitter友達になれたのは大収穫です。

それにしても、地元でのコンサートにこんなに多くのお客様が来場されたのに、知り合いらしい人に会うどころか、見かける事もなかったのは不思議な位です。世の中、狭いのか広いのかよく分かりません。

でもやっぱり、クミコのステージはかなり昔にライヴハウスで見慣れていたせいか、本当の持味はライヴハウスでこそ発揮されるんだと改めて感じました。