亡くなった
友人の
言葉を
キャッチ出来た日がある。


次女が
親知らずの抜歯手術で
口腔歯科に行った時

大きい病院は
予約しても
待ち時間は長い。


次女が何だったか忘れたが
悩みの沼にハマり
グルグル
同じことを考えて

悩んでいた。

そんな話をしながら

病院に来た。



多分
彼氏がほしいとか
青春したいとか
そんなことだったと思う。


『◯◯っちゃんそういう事がしたい年頃だよ。』

二十代を一緒に
働いた後輩の 
声だった。

昔と同じように
あだ名で
呼ばれた。

私は
次女の精神状態に
引っ張られる

共鳴する楽器のように

あっという間に

共鳴してしまう。



心が楽になる
言葉を
もらった。
母として
でも
冷静で
彼女らしい

言葉で

明るい声で


そうだね

ホントにそうだよね。


ありがとう。


この日は

もう一人

専門学校の同級生

亡くなった友人も

話かけてきた。



『◯◯ちゃん生きていれば

いいことあるよね。』


そうだよね。

生きていれば

いいことあるよね。


この病院は

亡くなった友人と

どうやら

つながりやすいらしい。


後に

旦那らしい声で

『気をつけろ。』

と言われたが



友人らは

応援してくれている。


だんなは

すべて見守っていてくれている。


亡くなった後も人格

性格は変わらないね。


そのままの友人に会えて

良かった。