今回はアニメ映画の紹介です。



「スチームボーイ」

大友克洋監督(2004年)






大友監督と言えば

「AKIRA」

が有名ですが

私はスチームボーイが好きです。






ロンドン万国博覧会を目前にした

19世紀のイギリス。


マンチェスターに住む少年発明家レイの元に

ある日、祖父から奇妙な金属製のボールが届く。


その直後、オハラ財団と名乗る男たちが現れ

そのボールを奪おうとする。



ボールの名は「スチームボール」。




超高圧の蒸気エネルギーを溜めこんだその球体には

発明した人物たちの祈りと

それを利用しようとする者たちの

陰謀が交錯していた。




親子3代にわたる発明家

彼等が思い描く理想の未来とは・・・







人類の繁栄のために

日々新たな

科学の進歩
発明

が繰り返される。





しかしそれらは利用する人により

にもにもなり得るという

現代にも通ずる永遠のテーマです。





また交わるようで交わらない

親子3代の発明家達。





唯一の共通点は信念を貫くという頑固さ。

発明家のDNAがそうさせるのでしょう。



そこがこの作品で言う「親子の絆」でしょうか。




クライマックスの蒸気の映像は

見事な臨場感です。

難しく深読みせずに見ても

楽しめる映画なので

AKIRAよりは

親子で見やすい作品だと思います。


(*^o^*)