小川糸さんのエッセイ、「ペンギンと暮らす」を読みました。

 

 

 

 

小川さんはいつの頃からかペンギンと暮らしてみたいと思うようになったそう。

だけど、東京在住の小川さんはペンギンと暮らすことができないため、旦那さんをペンギンだと思うことにしたのです。

そのため、このエッセイでは、旦那さんのことをペンギンと称してエピソードが書かれたりしています。

 

 

小川さんのエッセイは読んでいるととても自然体に書かれえている印象がうかがえます。

 

 

食べ物のことやかごなど、生活する上で必要な材料や道具に愛情をもっておられ、日々を大切に生活されているように感じました。

 

 

 

また、小川さんの文体は、私の文通相手の一人によく似ていて、更に親密感が増しました。

 

 

出来事や物事に対して「ため息が出る」といった表現を小川さんはされているのですが、物事に対して素直に集中されているからこそ出る感想なのだなと思います。

ため息が出るような体験って貴重だなと読んでいて思いました。

 

 

また、エッセイに出てくる榊原直樹さんのイラストが、小川さんのエッセイにとてもよくマッチしていて、次はどんな絵が出てくるだろうという、別の楽しみもありました。

 

 

ご興味ありましたら、一度読んでみて下さい(^-^)ノ~~