医学部編入試験における最重要科目とされているのが生命科学である。
どの大学を受験するにしても対策の必要な科目であり、他の受験生との差が付きやすい科目だからだ。
大学によっては他の科目より配点が高いところもある。
私は、高校で生物を選択しておらず、大学でもまともに学んだことはなかった。
大学院で農学系の研究科に進学して初めて生命科学に出会った。
生物のことなど何も知らないままに研究に打ち込んでいた。
ただ、生命科学に対する興味はどんどん大きくなっていった。
そんな生物初心者の私が製薬会社の研究職に採用されたのは運が良かったとしか言いようがない。
同僚の生物に関する知識と比較すれば、私の知識は微々たるものだった。
入社2年目、医学部入学を意識し始めたことで生物を学ぶためのモチベーションが急上昇した。
高校生物の問題集で準備体操をし、入社3年目の秋から予備校に通い始めた。
生命科学の知識が蓄積されるにつれ、それが仕事のためにとても役立つことがわかってきた。
勉強を楽しいと感じられたのはこのときが初めてだった。
生物初心者の私がここに至るまでに使用した参考書&問題集の紹介を中心に、これまでの取り組みを以下にまとめた。
1年目前半:高校生物を中心に学習した。
通勤途中に下記の参考書を読んだ。
・ 駿台 理系標準問題集 生物
・ 駿台 生物 考える問題100選
・ 駿台受験シリーズ お医者さんになろう 医学部への生物
・ ブルーバックス 新しい高校生物の教科書
1年目後半:KALS受講が中心だった。
予習&復習で精一杯だった。
KALSの講義は編入試において重要なポイントを的確に示してくれた。
膨大な学習範囲の生命科学に対して、何から手を付ければわからなかった私にとって、その的確さが非常に有難かった。
テキスト&要項集の問題を繰り返し解いた。
記憶すべき重要事項をノートにまとめた。
解糖系、TCAサイクル、電子伝達系などをノート1ページにまとめると全体像を把握しやすく記憶されやすくなった。
記憶事項が多い生物の学習では、関連する複数のtopicを1ページにまとめることで全体像をつかみやすくなり、記憶も容易になる。
・ チャート式 新生物Ⅰ
・ チャート式 新生物Ⅱ
・ ブルーバックス アメリカ版 大学生物学の教科書1~3
・ ブルーバックス 進化しすぎた脳
・ ブルーバックス 新しい発生生物学
・ 休み時間の生物学
* ブルーバックスシリーズはぜひ一読を。
2年目:KALSテキストの総復習が中心だった。
模試等で間違えた問題をノートにまとめた。
ノートにまとめた事項を何度も読み返し記憶した。
KALSのweb講座を使用した。
これが重要事項の暗記を加速させてくれた。
非常にお勧めの講座である。
生命科学も他の科目と同様、演習をどれだけ繰り返したかが実力upにとっては大切である。
しかし、他の科目と異なるのは、編入試に適した問題集が少ないということ。
その中で、web講座や下記の問題集は大活躍してくれた。
・ 医学部編入への生命科学演習 講談社
3年目:KALS模試(過去問)を使用した学習が中心だった。
ある程度生命科学の知識は定着したと判断し、学習時間を減らし、その分を他の科目に当てた。
過去問の解答はword上で行い、間違えた問題については自分の解答に正解を併記した。
そうすることで自分の弱点を浮き彫りにできた。
習得していなかった知識があれば解答の下にまとめるようした。
wordを使ったことで、紙面が煩雑にならずスッキリとまとめられた。
最後に、弱点(なかなか頭に入らないもの)を洗い出してノートにまとめた。
受験日直前にノートを繰り返し見直した。
いずれの年にも各校受験前には過去問をチェックした。
その他良書と思う参考書は以下の通り。
・ フォトサイエンス生物図録 数研出版 (¥880←安い!)
・ 休み時間の解剖生理学
・ 生理学テキスト
・ 理系総合 生命科学
・ 生化学事典 東京化学同人
学力が飛躍的に向上したのは2年目だった。
それまで模試では偏差値50をとるのが精一杯だった。
2年目で、複数校合格圏内と言われていた偏差値60に初めて到達した。
3年目は安定して60以上を獲得できた。
生命科学上級者になるためにはまだまだ努力が必要だが、本ブログが私のように生物初心者でありながら医学部編入を目指す方の一助になれば幸いである。
どの大学を受験するにしても対策の必要な科目であり、他の受験生との差が付きやすい科目だからだ。
大学によっては他の科目より配点が高いところもある。
私は、高校で生物を選択しておらず、大学でもまともに学んだことはなかった。
大学院で農学系の研究科に進学して初めて生命科学に出会った。
生物のことなど何も知らないままに研究に打ち込んでいた。
ただ、生命科学に対する興味はどんどん大きくなっていった。
そんな生物初心者の私が製薬会社の研究職に採用されたのは運が良かったとしか言いようがない。
同僚の生物に関する知識と比較すれば、私の知識は微々たるものだった。
入社2年目、医学部入学を意識し始めたことで生物を学ぶためのモチベーションが急上昇した。
高校生物の問題集で準備体操をし、入社3年目の秋から予備校に通い始めた。
生命科学の知識が蓄積されるにつれ、それが仕事のためにとても役立つことがわかってきた。
勉強を楽しいと感じられたのはこのときが初めてだった。
生物初心者の私がここに至るまでに使用した参考書&問題集の紹介を中心に、これまでの取り組みを以下にまとめた。
1年目前半:高校生物を中心に学習した。
通勤途中に下記の参考書を読んだ。
・ 駿台 理系標準問題集 生物
・ 駿台 生物 考える問題100選
・ 駿台受験シリーズ お医者さんになろう 医学部への生物
・ ブルーバックス 新しい高校生物の教科書
1年目後半:KALS受講が中心だった。
予習&復習で精一杯だった。
KALSの講義は編入試において重要なポイントを的確に示してくれた。
膨大な学習範囲の生命科学に対して、何から手を付ければわからなかった私にとって、その的確さが非常に有難かった。
テキスト&要項集の問題を繰り返し解いた。
記憶すべき重要事項をノートにまとめた。
解糖系、TCAサイクル、電子伝達系などをノート1ページにまとめると全体像を把握しやすく記憶されやすくなった。
記憶事項が多い生物の学習では、関連する複数のtopicを1ページにまとめることで全体像をつかみやすくなり、記憶も容易になる。
・ チャート式 新生物Ⅰ
・ チャート式 新生物Ⅱ
・ ブルーバックス アメリカ版 大学生物学の教科書1~3
・ ブルーバックス 進化しすぎた脳
・ ブルーバックス 新しい発生生物学
・ 休み時間の生物学
* ブルーバックスシリーズはぜひ一読を。
2年目:KALSテキストの総復習が中心だった。
模試等で間違えた問題をノートにまとめた。
ノートにまとめた事項を何度も読み返し記憶した。
KALSのweb講座を使用した。
これが重要事項の暗記を加速させてくれた。
非常にお勧めの講座である。
生命科学も他の科目と同様、演習をどれだけ繰り返したかが実力upにとっては大切である。
しかし、他の科目と異なるのは、編入試に適した問題集が少ないということ。
その中で、web講座や下記の問題集は大活躍してくれた。
・ 医学部編入への生命科学演習 講談社
3年目:KALS模試(過去問)を使用した学習が中心だった。
ある程度生命科学の知識は定着したと判断し、学習時間を減らし、その分を他の科目に当てた。
過去問の解答はword上で行い、間違えた問題については自分の解答に正解を併記した。
そうすることで自分の弱点を浮き彫りにできた。
習得していなかった知識があれば解答の下にまとめるようした。
wordを使ったことで、紙面が煩雑にならずスッキリとまとめられた。
最後に、弱点(なかなか頭に入らないもの)を洗い出してノートにまとめた。
受験日直前にノートを繰り返し見直した。
いずれの年にも各校受験前には過去問をチェックした。
その他良書と思う参考書は以下の通り。
・ フォトサイエンス生物図録 数研出版 (¥880←安い!)
・ 休み時間の解剖生理学
・ 生理学テキスト
・ 理系総合 生命科学
・ 生化学事典 東京化学同人
学力が飛躍的に向上したのは2年目だった。
それまで模試では偏差値50をとるのが精一杯だった。
2年目で、複数校合格圏内と言われていた偏差値60に初めて到達した。
3年目は安定して60以上を獲得できた。
生命科学上級者になるためにはまだまだ努力が必要だが、本ブログが私のように生物初心者でありながら医学部編入を目指す方の一助になれば幸いである。