ALSの診断を受けるまでの経緯です。

 

・2023年3月に自転車で転倒、頭を強打し気絶し病院へ搬送され、左肩の鎖骨を粉砕骨折で手術

・2023年11月より左の背中が痛み出す

・12月ごろより若干の噛む力、首の筋力低下を自認

・左背中の痛みは徐々に酷くなり、痛む位置も左腕に広がる

・12月末には激痛に変化、総合病院で頸椎ヘルニアと診断

・2024年正月明けには激痛で起き上がれなくなり救急車で搬送、9日間の入院で痛みはおさまる

・その後、左腕の筋力が低下する

・顎の噛む力も低下、顎関節症と自己診断し、歯医者でマウスピースを作る

・2024年4月ごろより右腕の筋力低下を自覚

・右腕の筋肉低下が進み5月に病院で脳神経内科の受診を勧められる

・6月に検査入院しALSと診断される

 

 

右腕の筋力低下を自認するようになり、5月中旬頃にはALSを疑うようになった。

ネットで調べれば調べるほど当てはまる事が多く、5月末にはALSで間違いない事を確信した。

 

この頃を境に、これまでの何気ない日常の景色が一変した。死へのカウントダウンが始まるが気持ちが追いつかない。覚悟はするものの、この時はまだ体も動くし生活に取るに足らない若干の支障があるだけ。この先に訪れる地獄を想像はするが実感はできない。病気の進行と共に恐怖心が増幅していくことを後に知ることとなる。