4月6日 中学2年の娘がインスリンポンプを導入した。

 

新学期が始まって新しいクラスのお友達に1型糖尿病を理解してもらうためにと、主治医の先生がお手紙を用意してくださった。

 

これから宿泊学習もあるし、はじめにみんなに告知しておいた方がいいよ。

このお手紙をそのまま読み上げてもいいし、必要と思われる部分だけ活用してもいいしねと。

 

 
 



私は何も言わなかったけど、娘はこのお手紙と医師がカーボカウント説明を書いてくださった紙とインスリンポンプのパンフレットをファイルに入れてカバンに入れた。

いつ、どのタイミングで言うのか、または言わないのかは本人に任せた。


発症から今まで、クラスの友達は娘は給食前に保健室に行くという情報しかなかった。何をしに行っているのか詳しい情報は共有されていなかったし、それについて誰も何も言わなかった。
 
これからも娘はポンプ操作はトイレでするし、リブレもサッとかざすからみんなの目には触れないし、言わなくてもいいんじゃないかなと思っている。
 
仲のいい友達にだけポンプを見せて言おうかな。
 
みんなにアナウンスするのは躊躇しちゃうよね。
 
おとなの私は全然平気だけど、もしも中学生の自分だったら、当時のクラスメンバーを思い浮かべながらやっぱり無理かも・・・と思った。
 
でも中学生の自分がお友達の状況をアナウンスされたらどう感じただろう。
 
ビックリしてやっぱり特別視してしまうだろう。同情してしまっただろう。本人が嫌だと思う態度を取ってしまうかもしれない。
 
だけど、そういう病気があるという事、身近な病気である事を中学生で知る事、理解する事はものすごく意味があると思う。
 
本人は隠したいと思うけど、そもそも隠さなくてもいいクラスカルチャーができて欲しいな。
 
ポンプについてはまた改めて書きたいと思う。