BRAHMAN 30TH ANNIVERSARY
尽未来祭2025
幕張メッセ9〜11ホール
左往
LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS PLUS/MONGOL800/RHYMESTER/THA BLUE HERB/ヌンチャク(secret)/BRAHMAN
右往
SCAFULL KING/BACK DROP BOMB/EGO-WRAPPIN'/黒夢/Riddim Saunter
待ち望んだ未来。尽未来祭2025に遂に辿り着いた。
海浜幕張に着いた瞬間から早くも未来が楽しみになるお知らせがありました。
絶対に行くしかないと尽未来祭が開幕する前からいきなり楽しみな未来ができた。
場内に入るとカッコいいステージセットにテンションが上がりまくる。
細かい柵分けもなく広々としたフロアー。
後ろにはBRAHMANがライヴで使用してきたバックドロップが飾られている。
LOW IQ 01が公開リハーサルでSWAYをやっていて気分を盛り上げる。
今からとんでもない時間が始まるとしか思えなかった。
前説は大阪の大抜卓人さんが担当。
注意喚起などがあるのかと思いきや一切なく、熱い想いを語っていたのが良かった!
尽未来祭2025はLOW IQ 01のバンドから始まった。
人気曲やゲストを迎え、楽しくも激しい演奏で盛り上げていった。
どの出演者も見応えのあるライヴばかりでしたが、ここからは特に印象に残ったライヴを書いていきます。
MONGOL800
ライヴを見てみたかったバンドの1つだったので、かなり楽しみにしていた。
1曲目から有名曲「あなたへ」で大合唱とともに大盛り上がり!
国民的パンクロックだと思えた。
盛り上がりは激しくとも音はソフトでラウドな感じは全くなくて聴きやすかった。
うるさい音楽が苦手な人でも難なく入っていける感じ。
井上陽水の少年時代のパンクカバーが良すぎた!
サックスとトランペットも参加していて、お笑い芸人みたいなダンサーも登場した。
その5人でいきなりパラパラを真剣に踊り出して笑いに包まれ、安室奈美恵のTRY ME〜私を信じて〜のカバーをやった。
凄くカッコいいカバーだった。
キヨサクさんの歌声とモンパチのカバーセンス良すぎる。
圧倒的知名度の「小さな恋のうた」もやってくれて、一時代を築いた曲を生で聴けるのは嬉しかった。
最後は美空ひばりの「川の流れのように」でモンパチの有名曲と日本の有名曲のカバーを織り交ぜたセットリストと、ダンサーを交えたりするエンタメ性の高さに感動すら覚えました。
モンパチ圧巻でした!見られて本当に良かった。
セットリスト
1.あなたへ
2.少年時代(井上陽水)
3.OKINAWA CALLING
4.TRY ME〜私を信じて〜(安室奈美恵)
5.小さな恋のうた
6.Don't Worry Be Happy
7.川の流れのように(美空ひばり)
BACK DROP BOMB
去年の最高すぎたBAD FOOD STUFF以来のBDBで今日も楽しみにしていた。
なんとセカンドアルバム、NIP SONGのINTROでメンバーが登場!
BEENIE MANバージョンを久々に聴いた。
20年前はダンスホールは聴いてなかったけど、今の自分からすりゃあ感激モノです。
初期曲を連発して、ハードコア全開の激しすぎる盛り上がり!
幕張メッセがANTIKNOCKと化していた。
映像演出もあった。
「この機会しかないのかなと考え、今からその催しをやります。」
今日の出演者が多数参加している新曲、Who's gotをやって、次々に登場するゲストにテンションが上がりまくる!
YOU UP AROUNDで大団円に終わるのかと思いきや、最後にドパンクのBACK DROP BOMBで狂乱の渦を作り上げて、まず1回目の燃え尽きとなりました。
BDBやっぱかっけー!
そういえば、ちょうど20年前の今頃に一回、マスオさんが脱退したんだなと思い出した。
INTRO(NIP SONG)feat.BEENIE MAN
1.Bad News Come
2.TURN ON THE LIGHT
3.THAT'S THE WAY WE UNITE
4.REMIND ME
5.PROGRESS
6.BOUNCE IT
7.BLAZIN'
8.Who's got
9.YOU UP AROUND
10.BACK DROP BOMB
EGO-WRAPPIN'
ボーカルとピアノ、ドラムかギターというミニマムな編成。
幕張メッセに静かな時間が訪れる。
Speculationのカバーも披露。
2人とも服がフォーマルだし、優雅で至福な時間を作り上げ、静かながらもヨッちゃんの歌声は時折高揚を作り上げてテンションを上げる。
幕張メッセがBillboard LIVEと化していた。
素晴らしいひと時でした。
THA BLUE HERB
毎回、とてつもないインパクトを残すので今日も凄く楽しみにしていました。
マイナーなエモすぎるギターのフレーズの中、ILL-BOSSTINOが登場。
今日もやってやるぞというオーラを感じ、さあ始まるぞと身構えてしまう。
事前に考えているのか即興なのかは分からないが、尽未来祭、幕張など今日限定のリリックが次々と飛び出す。
圧巻の照明とキメでかかる深いリバーブ。
冴えまくりの空間はアートですらあると思えた。
特に印象に残ったリリックを書きます。
・黒夢待ってる皆さんにも一言くらい残るでしょ。
・未来は俺らの手の中。
・これが札幌のHIP HOPでござる。
・今日出展してるのはみんなBRAHMANの友達。損得の得じゃなく道徳の徳。
・分かる奴にはわかる。分かってる奴がここにこんなに集まっている。
・EGO-WRAPPIN'が余りにも良いライヴをやったからさ、俺らもかましてやらないとと思うわけ。
・我が身を削ってるアンパンマン
・チバはもういないけどSION、Charはまだ頑張っている。
尾崎豊27歳。ボブマーリー36歳。(他にも早逝したアーティストを上げる)
やり残してる事は何か?ハーフタイムは終わって人生は後半戦。
ここからあと何年?今年ももう11月、年末。(これは泣きそうになりました。)
・40分。今日も根こそぎ持っていく。
・初めて見る人もいっぱいいる?その方が面白い。
・(右住ステージを向いて)黒夢をお待ちの皆様。お待たせしました。(これは笑った)
正に言葉のマシンガン。自分の言いたい事を少しでも残してやるんだという気迫が凄まじかった。
そんな中にもユーモアもあったりして、面白いし今回も打ち付けられまくりました。
黒夢
7月以来の黒夢。今日はツインギターだった。
今日の面子の中では少し異色な感じではあり、どんなライヴになるか楽しみだったけど、1曲目からBRAHMANのSlow Danceのイントロを奏で始めて意外過ぎて爆笑してしまった。
イントロで清春は舞うように回っていてカッコよかった。
キーが高いSlow Danceのカバー凄くカッコよかった。
当然、フロアーは盛り上がった。
続いてもBRAHMANのSilent dayのカバーでシブいとこ突くなと意外でまた笑ってしまった。
これが清春ワールド全開で、華やかで退廃的でカッコ良過ぎた!
レアなBRAHMANのカバーを聴けて嬉しかった。
「TOSHI-LOWくんとは10年前は赤の他人だったけど、能登で一緒にライヴをやったりして仲良くなった。
皆さんも仲良くなって欲しいとは言いません。適当にやって下さい。」
媚びない感じのMCがカッコいいと思い、後遺症に犯されてる!と何度もシャウトしてからのパンクな後遺症-aftereffect-は、モッシュダイブの嵐のドパンクな盛り上がりで熱すぎた!
更にC.Y.HEADでもその熱は加速していった!
この音でアウェーになる訳がなかった。
「幕張メッセは声が聞きにくいみたいだからゆっくり喋るね。
僕らはBUCK-TICKやLUNA SEAがいる3日目が合ってると思われているかも知れないけど、トシちゃんにも3日目にする?と言われたけれど1番難しそうな初日にして欲しいと言いました。
今日はBRAHMANにリスペクトを込めてちゃんと曲数やります。7曲ですけど。」
この言葉の通り、今日は長々と話す場面は無かった。
名曲、少年もドパンクな盛り上がりで皆さすがに曲知ってるなと思えた。
楽しんでますか?と力強く訴えかけ、最後は大切な曲、Like A Angelをやった。
イントロの時点で大歓声が上がり、ワンマンさながらに大合唱が起きてサビではダイブが大量発生した!
BRAHMAN主催のライヴで、ここまで黒夢が熱狂的に盛り上がったのは感激しまくった。
黒夢はエアジャムとは離れた位置にいたけれど、黒夢を聴いてきた人はいっぱいいるんだなと思えた。
この時のLike A Angelの光景は一生忘れないだろう。
「WE ARE ROCK'N ROLL!黒夢でした。またどこかで会いましょう。」
異色どころか尽未来祭の1つのピークポイントですらあった。
黒夢でこれだけ盛り上がったから最終日のDIR EN GREYと LUNA SEAがどんな盛り上がりになるか凄く楽しみになった。
1.Slow Dance
2.Silend day
3.後遺症-aftereffect-
4.C.Y.HEAD
5.MARIA
6.少年
7.Like A Angel
secret(ヌンチャク)
ライヴが始まる前は紹介映像が流れるのですが、アー写も名前もsecretのままだった。
曲が始まった時に、スクリーンにヌンチャクのロゴが映された。
ツインボーカル5人組のヘヴィーでゴリゴリなPUNKでカッコよかった。
シークレットにも関わらず前方は常に盛り上がっていた。
Vocalはこの前のECHOESに出演したKamomekamomeのVocalで、ギターはJ BANDでお馴染みのごっちんで、お馴染みのエクスプローラーのギターを弾いていて嬉しかった。
Riddim Saunter
20年前に対バンで見た事があるバンド。
Vocalの伸びやかながらも力強い歌は圧倒的だった。
そのVocalがカウベル、スレイベル、ハーモニカを使用したり、フルートとトランペットを担当するメンバーがいたり、楽曲は楽しい感じだけどライヴが進むにつれ、演奏や楽曲から凄く音楽愛が伝わってきてエモすぎました。
BRAHMAN
とてつもない面子しかいなかったのであっという間の感覚。
地元でライヴを見る特別な感激を知った、一生忘れられないライヴになった6月の鹿児島公演以来のBRAHMAN。
2曲目のTHERE'S〜の歌い始め前。
「出てくれたバンド、ここまで見てくれた皆さん。本当に感謝しかないです。尽未来祭初日、BRAHMAN初めます。」
と話した。
1stアルバムからの曲をメインに連発し、後ろの方まで狂乱のモッシュが吹き荒れる。
中盤ではEGO-WRAPPIN'とのコラボ曲、WE ARE HEREをやって嬉しかったが、みんな序盤のぶっ通しで疲れが出ていたので全く盛り上がらず聴き入る感じになっていた。笑
ボスとのラストダンスも披露。
リリックはちゃんと今にアップデートされていた。
そしてRHYMESTERとIGNITION MANを迎えて、SHAKKA ZOMBIEのKOKORO WARPをやってくれたのは感激しまくった!
当時の映像も流れて、ここから盛り上がりが復活した。
原点となるTONGFARRでは炎が上がった。
この曲を聴きながらBRAHMANとの23年間を思い返したりして良い時間だった。
「次は40周年を目指します。とは言わない。
明日ステージに立てるか分からない。
今日は疲れた。凄まじい出演者。なんか変な取り巻き(ステージセット)。それを好きな変な客。
それに後ろのジジババが酒だせ座らせろとうるさいんだよ。笑
30年経っても変わっていない。ルックスだけ変わっている。玉手箱を開けたみたいに。
90年代はヒップホップもV系も大変だった。
面白くない。下手。そう言われても懸命にライヴをやってきた。
一つ一つの日々を懸命にやる。
これからも懸命に懸命に懸命に。」
最後の曲はFOR ONE'S LIFE。
たった一つの命。一度きりの人生。
だからこそ真剣に懸命に生きる。
この姿勢に強く僕は影響を受けているから、余裕ぶったり適当な事をしない人間になった。
遊びも仕事も大真面目。
改めてBRAHMANの姿勢が根付いているんだなと実感した。
曲が終わると、早くも編集された今日のライヴダイジェストが流れて、大抜さんが最後に熱い言葉で締め括った。
1.THAT'S ALL
2.THERE'S NO SHORTER WAY IN THIS LIFE
3.SEE OFF
4.DEEP
5.CHERRIES WERE MADE FOR EATING
6.GOIN' DOWN
7.NEW SENTIMENT
8.ANSWER FOR・・・
9.ARRIVAL TIME
10.Speculation
11.WE ARE HERE feat.EGO-WRAPPIN'
12.ラストダンス feat.ILL-BOSSTINO,EGO-WRAPPIN'
13.KOKORO WARP feat.IGNITION MAN,RHYMESTER
14.TONGFARR
15.FOR ONE'S LIFE
前のライヴを次々と上書きしてゆく個性の塗り潰し合い。
ただの思い出作りのフェスなんかじゃなく、バチバチの対バン。
俺が音楽をずっと好きなのは楽しいからだけではない。
心にブッ刺さり、強く打ち付けられるこの感じが音楽をずっと好きな理由。そこに魅了され続けている。
改めてそう思えた尽未来祭の初日でした。出演者を交えてのBRAHMANの1つの表現だったと思える。
初日から本当にとんでもなかった。
疲れ果てているのに、とてつもない経験だったと興奮の余り中々眠れず、翌朝も無駄に早く起きてしまいフィードバックをしていた。笑
初日だけでも一充分成立するほどの30周年記念。
3日目は僕の人生に多大な影響を与え、ファンクラブにも加入していてライヴも30本以上行っているLUNA SEAとDIR EN GREYがBRAHMANの元に集結する。
ずっとDIRとBRAHMANの対バンを待ち望んでいた自分の夢が叶う日でもある。
カッコいい尽未来祭のステージに、この2バンドが立ち、どんな光景が見られるのかが楽しみです。
そして尽未来祭の終わりにBRAHMANは何を感じさせてくれるのか。
初日から一生忘れられない、濃すぎるライヴとなりました。
作り上げた全てに感謝します。