あめが降ったりやんだりの一日
夕方帰宅すると

ドアの前に、ころんと、かたつむり

乾いた殻が、転がっている
まだ小さい


雨あがり
乾いた玄関ポーチに転がる様は
生命感のかけらもない

脱け殻


oleには分かる
はい、生きてます

蝸牛は、厳しい環境下では殻に潜り
たとえば、冬眠では数ヵ月間をやり過ごす

疲れたり、機嫌を損ね
数時間、数日にわたり引きこもるなどは、日常だ
一年以上息をひそめた記録もあったかと記憶


殻口に粘膜の結界を張り水分保持
自身は殻の奥

粘膜ではなく、硬質のふたを装備し
外敵から強固にガードする種もある


さて、今日の僕も
玄関かたつむりを家に招き入れ
水を数滴たらしておく

一時間が過ぎ、ようやく顔を出した
彼らは慎重だ


すでに20~30匹ほどが暮らす飼育ケースに移す

4月にはいって活発になった彼らは
100個以上卵を産んでいる
これからさらに増えるだろう
おそろしい・・


ま、新しいお友だちとも仲良くね



去年も一昨年も、
玄関前にかたつむりの訪問を受けた

カタツムリ界では、
我が家は駆け込み寺とでも通っているのかな