今年1月の娘

 

道路も除雪がすすみ

普段通りの生活が戻った

 

1ヶ月半ぶりの診察日

 

 

体重は・・・

 

 

 

 

 

33㎏

 

 

 

昨年より1.5kg増加

 増えてる!と私は喜んだけど

 

先生からは

増え方が遅いから

お母さんもデザート誘ったり

工夫してカロリー上げてみて

 

と言われた

 

 

 

 

 

 

3食しっかり食べてるし

外食ではラーメンも食べた

 

なかなか増えない体重に

私も少し焦っていた

 

 

もっと高カロリーの食事にしてみよう

娘も挑戦してみたいと言ったので

その日の夕飯は唐揚げにした

 

 

娘の食べ方は退院した当時と

何も変わってなく

食べているときは無口

何かにとりつかれてるようで

唐揚げも一心不乱に食べていた

 

 

 

 

 

 

 

その時

娘の髪が濡れていることに気が付いた

 

 

 

 

 

 

 

 

顔や頭から汗が流れている

 

 

 

 

1年で一番寒い時期

部屋は暖めていても

足元は少し寒いくらい

 

 

なのに

 

全身から冷や汗が噴き出している

 

 

自分の中の拒食おばけと闘い

苦しみながら食べる娘

 

 

 

 

見ていられなくなり

 

 

苦しいなら

痩せたままでいい

そのままでもいいんだよ

 

 

と言ってしまった

 

 

 

 

食べろって言ったり

食べないでと言ったり

 

私はおかしくなったのか?

 

自分でもよくわからなくなってきた

 

 

娘は首を横にふり

噴き出す汗をふきながら

残さず食べた

 

 

 

 

食べることは

健康な身体を取り戻すこと

 

でも

娘にとっては苦痛でしかない

 

できることなら変わってあげたい

 

 

娘が何をしたっていうのだろう

 

神様はどうして

娘にこんな苦しみを与えたんだろう

 

 

答えは見つからないまま

 

その後も汗を拭き

苦しみ闘いながら食べる娘を

見守るしかなかった

 

 

 

 

2月に

転機が訪れるまで

 

 

本日のお弁当 ホタテと胸肉ハンバーグ

ハートの大根はゆかりで漬けてピンクにしました