苦手と思っているもの、そんなに興味がないと思っているもの、美味しくないよと言われて避けているもの、


そんなものたちが、

好きな人の好きなものって、知った途端に
自分のガードが緩くなる。

いままでのかちかちに固かった概念が、ほわわ〜って蒸発してやわらかくなって、
手に取ってみようとする不思議。



好きな人の好きなものって
それだけで興味がそそられるものではあるが、

好きな人の好きなものって
いいものに決まってるっていう無条件の信頼があって、

何かしら理由をつけて避けていたはずなのに、
手を伸ばしてしまう。


もちろん、自分の好みはあるので
試してみて合わなかった。
ってこともあるんだけど、そんなことがあってもなんていうか
後腐れもなにもないんだよね。
失敗したー、とか、うぎゃー!って
ならない。
人のせいには決して、ならない。


その人の世界を知れてよかった。ってなるかな。

それは、まったくおんなじ世界を見ることなどできないって知っているからだと思う。

だから、一緒の景色を見たいと思うのだろう。
一緒の空気を感じたいのだろう。


そんなことを考えるたびに、人間って愛おしい存在だなあって思うのです。



少しでも近くに、いたいんだなあ。
わたしも。




ノンカフェインの紅茶なんて!ムキーっていう、がちがちの概念が
好きな人がデカフェのコーヒー飲んでると知った途端に緩んだ最近の出来事でした笑コーヒー