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母は里帰り出産を希望していた。でも、姑は「嫁いできたのだからこちらで産むべき!」とギリギリまで言い続けていたが母の親族が直接姑に何か言ったみたいで里帰りの許可がおりた。


産まれるまで性別は知らないでおきたいと希望していたので誰も知らなかった…


私を見て姑が「女じゃない。男じゃないと意味無いのよ!役ただず!」


母は身体が弱く出産も本当に危なかったのに、お疲れ様も何も無いし初めての孫なのにって…私に申し訳ないって…辛かったと言ってました。


今まで里帰りしていたとはいえ、新生児の私と一緒に帰るのだからさすがに家は綺麗だろうと思っていたら小姑が野良猫を拾ってきてるわ部屋は普通に汚いわで泣きそうになったけど私が頑張らないと!娘を守らないと!ただ、それだけの為に耐え続けたと言っていた。


初めての子育て…実家に電話して聞くのは電話代がかかると言って止められていた。じゃあ、義母が教えたり手助けしてくれるかと思いきや前より嫁いびりが激しくなった。

私は夜泣きするし小姑は相変わらず自分の事を何もしないし拾ってきた野良猫は誰も世話しないので汚いままで舅と父は空気…

まったく身体は休まらず夜も眠れず気力、体力が本当にギリギリで生きていた。


そんな生活を1年程、頑張ってた時にいきなり母が深夜にキレた。


まず寝ていた小姑2人に「起きろ!高校生にもなって自分の事も出来ないのか?!私はあんた達の親でも家政婦でもない!」と言って深夜に洗濯物を上の小姑は無言で、下の小姑は泣きながら畳んでいたらしい。

次に姑舅父を起こしに行き「この家を出て行きます!もう、この家で家政婦をするのは疲れました!父!あんたは私についてくるの?!実家をとるの?!ハッキリして!!」

と言って私を抱いて財布と少しの荷物だけを持って家を飛び出したら後ろから無言で父がついてきた。母は内心「情けない。プライドや自分の意思は無いのだろうか」と呆れたそうだ。


回りは田んぼや畑しかない田舎で駅まで車で1時間ぐらいの場所に住んでいたのでタクシーなんて走っているはずもなく朝までひたすら歩いたと言っていた…


こうして母は家を出た。


つづく