12月はまだ、9日しか日記を書けていない。
顕著に現れるのは、疲れなのだと思う。
1人の休職はしわ寄せを生んだ。
それは1年目であれ関係ないこと。
残念ながら、札幌でのミニバスは志半ばで諦めることとなった。
この状況で続けることは、俺の身体がさすがに持たないから。
配属されてから2人の欠員が出て、此処はやはり地獄だということを身に沁みて感じる。
今この状況で続けることは、全方面のパフォーマンスを下げてしまう。
これは、大事な転換点だと思いたい。
最も大切なことは、今やるべきことをやること。
仕事をし、金を稼ぐ。
1年目でたてた目標はもうすぐ達成されるのだから、ここで踏ん張らなければならない。
気力で生きることができるのは、この約束が繋がれているからにすぎない。
小さな希望は、大きな絶望にだって勝てる。
いつでも、未来の姿に希望を抱くことができるなら、どんな絶望にでも
今はもう、指導者でいることにこだわりはない。
ミニバスと完全に離れた今には、そこまで絶望がない。
俺はきっと、何者かになりたかったのだと思う。
社会人として何者でもなかった俺は、指導者でい続けることで平静を保とうとしていた。
でも、今は違う
貯金という目標を達成し、会社でも成果発表をし、俺は社会人としての何者かに確実になっている。
だからもう、指導者でいる必要がなくなったのだ。
あらためて、無責任なことをしたと思う。
自分のことばかりで、この選択は明らかに失敗であった。
そうだとしても、これが自分自身の弱さの他にならない。
そして、いわゆる忙しさや仕事優先が見つけてくれた美しさである。
ここでダラダラ両方を続けるくらいなら、俺は戻って故郷で指導がしたい。
これでいいと信じている。
指導者は完全に終わった。
今は終わったとしても、動いていないように見えても、
人としては着実に、歩みを進めている。