結局、一睡もできず、早朝に起床。

ベッドの中でずっと調べてたのは、今後の私と息子の生活のこと。

昨夜、「親権は私が持つ」ということは宣言しておきました。

今後、息子の学校に近い場所に引っ越した方がいいのか。

2匹いる犬も一緒に連れて行くとなれば、どんな家に住めばいいのか。

息子の学校近くの、犬の飼える物件を探すものの…、

正直、無理に等しかった。

一軒家の家賃は高いし、犬を2匹も飼える物件というのは、なかなか難しい。

…てか、家賃どうするんだ?

私、専業主婦なんですけど!?

 

 

 

 

 

 

そんなことを考えていたら、一睡もできなかったわけで。

朝起きたら、夫も一睡もせず飲酒中。

そして、今後のことについて話したと思うんだけども…。

もう、内容をすっかり忘れちゃいました。

2か月前のことなのに。

私の脳内はけっこう便利で、嫌な出来事はすぐに消去できるようになってるんです。

なので、今まで夫にいろいろな嫌がらせ等をされてきたんですが、その時は1人で泣きまくり、数日経てば忘れて、また許して暮らして行くという日々を送ってきました。

…が、今回のことは、簡単に許せるものじゃないんですよ!

浮気ですよ!浮気!

 

 

 

 

 

 

さて、何を話したかはあんまり覚えてないんですが、夫が逆ギレしていたのは覚えてます。

浮気に関する謝罪は一切なし。

夫曰く、「私のせい」なんだそうです。

何がどうなって私のせいになるのか尋ねてみたんですが、特に言及されず。

私が何でも論破してしまうのが嫌だった、的なことだったと思います。

要するに私が強すぎたと。

確かに、私にはそんな節があります。

それは反省すべき点ではあります。

でも最近は、考え方を変え、自分がすべて正しいと思うことはやめてたんですが。

 

 

 

 

 

夫には友達がいません。

夫の話し相手は私か息子のみでした。

まあ、それは数年前までの話で、いつの間にか浮気相手という存在がいたわけですが。

 

 

それにしても今回のことについて、一切謝罪すらしない夫。

私のせいでこうなったと言わんばかりで、

「(私とは)合わないから、息子が成人したら別れようと思ってた」

とか言い出す始末。

…は?

あなたにそんなことを言う資格があるのか?と。

 

 

 

 

 

「あなた、私に謝罪してないよね?」

そう言ったら渋々、てか、反抗期の子どもみたいな言い方で、

「すいませんでしたー」

と、不貞腐れて謝られた。

もうこの時点で、私の中でまだやり直せるかもしれないと思ってた部分が、吹っ飛んでった。

正直、再構築も考えてたし、夫にも考え直すように話してたんですけど。

逆ギレ状態で私を責める夫には、もう呆れ果てました。

 

 

…いや、自分のしたこと、ちゃんとわかってる?

海外だと姦通罪で逮捕だよ?

家族を裏切ったんだよ?

 

 

 

 

その場で離婚は決定し、両方の親に話すということになりました。

まずはうちの親に連絡。

何を話したかは覚えてませんが、うちの両親は、何も言いませんでした。

「離婚しろ」とも「我慢しろ」とも。

もちろん夫の悪口も、一切。

うちの両親の尊敬できるところは、そういうとこだな、と。

 

 

 

 

一方、夫の母である義母様に連絡。

義母様は現在高級シニアマンションに住んでいます。

去年、骨折で長期の入院をいたしまして、毎日私が病院通い、ホームに入ることを希望していたのでホームを決め、正直、夫の手伝いは一切なく、全部私がお世話しました。

その間、夫からは「ありがとう」の一言もなく。

むしろ、「毎日行かなくていい。家のことがおろそかになってる」と言われました。

そして浮気は既に行われていたわけです。

嫁に自分の親の世話をさせといて、自分は浮気。

この時点で気づけよ、私!

この人、とんでもない人でなしなんですけど!

 

 

 

 

…話がそれました。

義母様にも連絡いたしました。

義母様、「籍だけは残して!コオリちゃんと他人になりたくない!」と電話口で泣かれました。

私も泣いてしまいましたが、

よくよく考えれは自分の面倒を見てくれる人がいなくなるから、他人になりたくないと言ったまでのことで。

「考え直して。許してあげて。」

を連呼していました。

だけどその義母様も後に、豹変することになります。

 

 

 

 

 

起きてきた息子にも、離婚を報告。

息子も覚悟はできていたのか、

「わかった

貧乏でも、2人で仲良く暮らしていこう」

と言ってくれまして。

正直、泣きましたよ。

息子は何も悪いことはしていない。

お父さんが大好きで、どちらかというとお父さんっ子だった。

そのお父さんに裏切られていたのは、私だけではない。

息子もそうなわけで…。

それが一番申し訳ない。

そして腹立たしいのは、自分の犯した罪を全く理解していない夫の言動だった。