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遅ればせながら、舞台『鳴かない獣』無事に全公演が終了いたしました・・・!!
ご来場くださった皆さま、応援してくださっていた皆さま、脚本の川尻さん、演出のIZAMさん、サポートしてくださった劇団員さんやスタッフの皆さま、大好きな共演者の皆さま。
本当に本当にありがとうございました!!!!!!!
いやー、苦しかった。楽しかった。幸せだった。
何から書こうかな。
書きたいことがいっぱいで、悩んでしまうね。
今回は【深山咲(みやまさき)】という役をやらせていただきました。
8月9月のロミジュリRでもお世話になったなおりんさん(飯田南織さん)が【深山優子(みやまゆうこ)】役でわたしのお姉ちゃん。
北海道警察の刑事で、最高にかっこよくて最高に大好きなお姉ちゃん。
舞台は北海道・・・!
咲の登場は、ストーリーの本筋とは別のところから。
咲は、過去にレイプ被害に遭って精神病棟に入院していました。
お姉ちゃんは警察のお仕事の合間に咲に会いに病院に来てくれて、いつも咲の髪を結ってくれて、いつも咲の話を優しく聞いてくれる。
咲がどんな酷いことを言っても。いくら暴れても。
心が病んでいて、立つことすらしなかったので、咲はずっと車椅子でした。
咲とお姉ちゃんの登場シーン、突然の車椅子だし、シュークリーム爆発のくだりは最初観てる人も『???』だったんじゃないかなwww
夢の話をしていたと思えば、『まだ死んでない』『助けて』
男の人を認識した途端に奇声を発して暴れ出す咲。
もしかしたら最初はあそこまで酷くなかったかもしれないけど、あの毎日を何年も何年も。
少なくとも7年以上は繰り返していたのが深山姉妹。
多分8年、いや9年くらいは。
あくまで考察だけれど。
咲の中には常に相反する感情が共存していて、ぐっちゃぐちゃだった。自分でもわからなくなるぐらい。
いやだ、嬉しい。
大好き、大嫌い。
死にたい、生きたい。
来ないで、行かないで。
つらい。苦しい。安心する。
『人間の脳みそはどうしてうまくできていないんだろう』
本当にね。苦しかった。
だけれど意外と本質は単純だったりもするんだ。
人間は考えることができるから、それが悪い方に作用するとどんどん深みにはまって自分で自分を複雑にしてしまう。
複雑でぐちゃぐちゃだけど、自分でも分かってる。
分かってるのに、感情と言動が一致しない。
分かってもらいたいけど、隠したい。
咲に関しては、そこだけでした。
そのもどかしさのままに、咲のぐちゃぐちゃな気持ちのままに、違和感ごと咲の言葉を吐き出すこと。
そうしたらお姉ちゃんが受け止めてくれる。
なおりんさんが受け止めてくれる。
同じ毎日を繰り返すことに、安心感すらあった。
お姉ちゃんを傷つけて、自分でも傷つくのに。
咲が『もう行って』と言っても、お姉ちゃんからは咲から離れない。
きっと深山姉妹の長い長い時間の中で、お姉ちゃんが自分から去ろうとしたのは、咲が咲に会いに来るお姉ちゃんの心情について言及したあの一回だけ。
あれが初めてのこと。
とってもとっても重たい一回。
でもね、意地悪な言い方でしか言葉にできなかったけれど、『わたしに会いに来るときはお姉ちゃんが不安なとき。』から先の言葉は多分咲の本心で、お姉ちゃんにあてるにはすごく勇気のいる言葉だったはず。
お姉ちゃんは、咲に会いに来ることで、自分の人間的な部分を確認して安心していたんじゃないかって。
咲がぶつかることで、お姉ちゃんの咲への罪悪感なんかも楽になってたんじゃないか。
お姉ちゃんは悪くないのに。
本当は誰よりも脆いお姉ちゃんで。
咲はそう思っていたから、お姉ちゃんが咲に対して優しく接すれば接するほど、溝から抜け出せなくなっていったんじゃないか。
わたしはそう思いました。
だから、台本にない二言『お姉ちゃんは分かってないのよ。本当はわたしがお姉ちゃんのことを守ってるんだって』は、
お姉ちゃんのことだけを考えて生きていた咲としてのわたしの気持ち。
咲は『お姉ちゃんのために』、お姉ちゃんは『咲のために』が深山姉妹の苦しいところだった気がする。
深山姉妹がたくさんの夜を越えて、まっすぐ目を見て会話ができるようになって、笑顔を見せられるようになって本当に良かった。
お姉ちゃん大好き。
お姉ちゃんが買ってくれたヘアゴム
可愛いこやつに気付いてくれた人いたかな?
最初のシーンで三つ編みしてもらっていたように、いつも咲の髪を結ってくれてるのはお姉ちゃん。
裏でもわたしの絡まりやすい髪を丁寧にとかしてくれてた。
だからわーーーってなってるときは、当て付けに髪をぐちゃぐちゃにしてしまったりもした。
お姉ちゃんの前で、わざとそうした。
お姉ちゃんに買ってきてもらったヘアゴムへの思い入れが大きくて、千穐楽終わった後になおりんさんに一個ちょうだいって言ってもらったんよ
そしたら二個とも咲にあげるよって言われたの
お姉ちゃん分かってねーぜ(´・ω・`)
やっぱりわたしの愛の方がおっきい!(ドヤァ
さてそれでは、お世話になった獣のみんなのことを少しだけ
平尾のぞむ役 白石大祐さん
大ちゃんはお姉ちゃんの部下。警察。
大ちゃんの真面目で優しくて愛らしい人柄がすごく出てて、平尾すごく好きだったんだ
方言での『天使のブラソングかあー』がもうツボで仕方なくてwwwwww
方言苦労したと思うけど、うまかったし似合ってたから私生活でもしばらくあのままでいてほしい。
座組でもいじられ愛されキャラで、本人が真剣なのが余計に和みました
東屋修二役 豆鞘俊平さん
豆さん、最初は見た目でツンケンしたタイプかと思ってたら驚くほど真面目で人見知りなスポーツマンでした!
イメージと違いすぎてびっくりしたwww
だからこそ、修二のクズっぷりにはうおおおおってなって。むかつくほどドクズだったぜ(褒め言葉)
修二のラストシーンも長いこと板上にいたから、楽屋戻ってきてから酸欠で顔真っ赤になってたの尊敬した・・・
豆さんの根性すぎょい・・・
ちなみにこの二人はわたしと同い年の平成2年組!
それぞれ役では絡まなかったけど、仲良くしてくれてとっても嬉しかったし楽しかった
東屋ゆきの役 宝生あやほちゃん
ぽぽちゃんは8月のロミジュリで共演して、今回二度目!
ぽぽちゃんのゆきの、こういう人いるいるwwwwってなった。
無駄にテンション高くて、女同士では旦那の愚痴言ったりするけど、実際言いなりのドMちゃん。
一番女らしい女の役だったんじゃないかな。
そしてやっぱりこういう子ほど怖い。
ぽぽちゃん自身は若いのにそう思えないほどしっかりしたいい子です
東屋夫婦とも
明坂洋子役 三浦孔美ちゃん
みうみうも同じく8月からの共演二度目!
明坂ハマリ役だなあ、似合いすぎたなあwwwww
とかいじってるけど、舞台自体が二度目だからって色んな人に意見を聞いて、多分家で相当練習してきたんだろうなって思うくらい毎日進化していて。
二度目って多分みんな驚くと思う。
真面目に追求したからこその明坂さん、とても素敵だった
ハニートラップ堪能しました←
淡島賢治役 川竹達也さん
顔芸wwwwwww
ふざけてるけど、たっちゃんには今回本当にお世話になりっぱなしでした・・・!
きっとスタッフさん抜きの全出演者の中で、一番みんなに気を回して、みんなを助けてくれてたスーパーマン。
自分の出ていない時もずっと裏でお仕事をしてくれていました。
役はどうしようもない男だけれど。
でも観ていて本当に顔が険しくなってくるくらい苦しいお芝居ですごく見入ってた。
普段はコメディが多いと言っていたから、たっちゃんの劇団『Sky Tmg's』さんの公演も観に行きたい!!
淡島昭子役 今井瞳ちゃん
甘いものが大好きで、ごはんが大好きで、笑顔が可愛いひとみん
前回のベニバラさん本公演アイスGBで観ていて可愛い子だなと思っていたから、今回共演できて嬉しかったー!
そのままに可愛い子でしたヾ(*´∀`*)ノ゛
普段が愛らしいひとみんだからこそ、昭子の健気さとひとみんの涙が重なって気持ちがぐぐぐってなって、そこからのゾクゾク。最高でした。
そしてお芝居してない時にたまに出る博多弁に癒されすぎた・・・
伊藤詩織役 矢野くるみちゃん
くるみんはね、若いけどお姉ちゃんみたいな感じで、いつもツッコミを入れてくれたりするwwww
安定感のある優しいお姉ちゃん!
わたしの方が年上だけど。
稽古中から一緒に帰ったり、とっても楽しかったよ
いつも構ってくれて、わたしのよくわからない話も解釈してくれたりしたくるみん。本当にありがとう!!!!
藤林めぐみ役 花音ちゃん
楽屋の鏡前もお隣だったし、ごはん行ってもお隣か前。
どれだけ仲良いのよってくらい常に近くに気がするwwww
二人で大笑いしたり、真面目な話もしたり、別に黙ってても居心地が良くて、学生時代の友達を思い出した
よく人のことを見ていて気遣い屋さんでみんなを和ませてくれるにょんちゃん大好き
にょんちゃんの他のお芝居もダンスも見てみたいなと思う女優さんです
藤林武彦役 松村茂樹さん
松村さんはいつだって優しくアドバイスをくれたり、『頑張った』って声をかけてくれたり。
わたしがどうしたいかを聞いて合わせてくださったり。
咲と武彦のシーンではとっても助けられました・・・!
安心感を与えてくれる先輩
しかし結構楽しそうに遊ぶ方だと思ったから、松村さんのコメディなんかも観てみたいと思いましたwww
藤林武彦役 高崎ヘラクライスト竜爾さん
ヘラさんの性格は、優しくて真っ直ぐな武彦そのものだと思ったよ!
初舞台なのに臆せず楽しんで演じていたところは流石アーティストさん!!!!
そして謙虚で特に自分を大きく見せようだとか人間の欲が感じられないから『座組って何?!』とか『場当たりって何?!!』みたいな素直な質問をぶつけた後に『俺、最近この言葉を覚えました』ってみんなの前で言っちゃう可愛らしさ。
何事にも真摯で、とても素敵な方でした!
増淵伊織役 中川ミコさん
ミコさんはねえ、誰にでもフランクに接してくれて、無邪気で面白くて、こういう方大好きだなーって多分誰もが思うような人
天真爛漫という言葉がすごく似合うお姉さん!
お姉さん・・・いや、姉貴って感じ(?)
だけども可愛らしい不思議wwwww
ミコさんには何故か距離感を感じなくて、たまにすごく失礼なこと言ったと思うのにずっと笑顔でふざけてくれて本当に癒されてました・・・
最後のシーン、わたしはうまくふざけられなかったけど、ミコさんの毎回のアドリブ楽しみでしたw
さてメインに行くぜ!!!!!!1
芝山亮役 日比博朋さん
日比さんはお兄ちゃん!!!!!
この笑顔、そして本当に誰にでも優しいところ。
絶対にスベるわたしのおふざけにも乗ってくれて、本当にお兄ちゃんとわちゃわちゃしてるみたいで楽しかったー!
一緒にスベッてくれる優しい座長って、日比さんの他にいますか・・!
しかしとてもストイックで、典型的な他人に優しく自分に厳しくの方だなと。本当に本当に共演できて幸せでした。贅沢でした。
日比さんあっての今回の座組の柔らかさ。真摯さ。
でもね、これはベニバラ兎団の劇団員さん全員に言えることだけれど、とてつもなく鳴かない獣臭あります。
そのぐらいお芝居はもちろん人間的にも文句のつけようがない素敵な方が多い。
来年の舞台も観に行きたいです!
芝山みのり/藤林めぐみ役 原さち穂さん
もうーーー大好き。
顔からお芝居からダンスから振り付けから何から何まで大好き。
顔からお芝居からダンスから(二周目)
どうしても言いたかったやつ。さち穂さんのシーン全般的に好きだったんだけど特にラストシーンで最後の最後の目がね、白目とかでなく、ぐるんって裏返るやつ誰か見た人いるかな・・・
もういいよね言って・・・w
わたしそれを初めて見たときにゾクゾクがおさまらなくて、あーやっぱりさち穂さんは最高だってなりました。
そして恐らく全員の台詞を、全くの本通りに覚えている。
かっこよすぎて可愛すぎるさち穂さん。
今回ご一緒できて本当に本当に幸せすぎました!!!!!
さち穂さん追いかけたいです。(真顔)
深山優子役 飯田南織さん
言わずもがなのお姉ちゃん
なおりんさんのTwitterから(勝手に)拝借した写真まで載せますね(ただの気持ち悪い人)
なおりんさんは本当に本当に最高のお姉ちゃんでした。
咲もそうだと思うけど、わたしもお姉ちゃんがなおりんさんだったから全力でぶつかれた。
ぐちゃぐちゃな感情を思いっきりぶつけてた。
わたしね、舞台は大好きでもお芝居に対して苦手意識を持ってしまった瞬間があって。でも今回は緒方のお芝居でなく、素直に咲でいられたと思うの。
それはきっと、なおりんさんがずっとお姉ちゃんでいてくれたから。
咲でいた期間感じた愛情はとっても温かくて、つらかったけど幸せで、わたしは咲が羨ましくて羨ましくて仕方がなかったよ。
終わって欲しくないと思うくらいには。
本当に本当に大好き。
お姉ちゃんの妹でいれて本当に幸せでした。
咲の小道具、うさちゃんスリッパ。
これが薄汚れているのは、きっとお姉ちゃんがプレゼントしてくれたもので、お姉ちゃんが洗濯に持って帰ろうとしても咲が離さなかったんだぜ。うむ
そして今回観にきてくださった皆さまから、たくさんのど飴の差し入れを頂いて、緒方の喉がとても救われていました・・・!
ありがとうございました(´;ω;`)
食べちゃったものとかあって全部は撮りきれなかったけど、差し入れもたくさんありがとうございましたあああ!!!!(´;ω;`)
改めまして、ご観劇くださった皆さま、長いブログをここまで読んでくださった皆さま、本当に本当にありがとうございました!!!!!
皆さまがきちんと声を出して鳴けますように。
幸せでいてくださいますように。
またどこかで会おうぜ
うすしお派の深山咲より