ノーマン☆通信 抜糸と尻尾、顎のこと
ちょっとアンダーが可愛いノーマン大佐です☆
手術から二週間たったので抜糸に来ました。
胸のジェリービーンズみたいな扁平なイボを取った痕も
去勢の切開した痕もとても綺麗になりました。
そして、肛門周囲腺腫にかんしては
肛門のポッチも、しっぽの腫れてるところも
病理検査の結果、良性でした♡
で、最大の難関のしっぽ。
もう血が滲むようなこともなくなり、内出血も取れてきましたが
残念ながら、この赤黒くなったところは
うまく皮膚を引っ張ってきたところとくっつかず皮がむけたようになって
おそらく壊死してきていると・・・
(そのリスクがあることは術前に確認済みですが・・・)
この表皮部分もいずれ瘡蓋のようにボロッと落ちてしまうそうで
その下の肉が早く、うまく盛り上がるように
2-3日おきのレーザー温熱治療をスタートさせることになりました。
他のうまくついてる部分も、まだ完全に抜糸出来る状態でないので
様子を見ながら完全にくっついているところから抜糸を進めていきます。
そして顎の事。
術後の説明でうまく理解で来てなかったのですが
絵に描いてもらって説明受けました。
通常犬の顎は先っちょだけがつながっている (図の左側)
ノーマンの場合は歯周病が進行したせいで、歯の根元も腐り、
その土台となる顎の骨も溶けてもろもろになっていたので
悪い歯を抜いたらその部分が無くなった。
そうすると、右側と左側の顎のくっついている部分が無くなったので
顎が割れた(骨折した)のと同じようにガクガクしてしまう。
なので、左右をくっつけるためにワイヤー<赤い線>をとおして
左右を固定している。
このワイヤーは3か月くらいで抜く作業をするのがベスト。
すでに奥歯もまた歯周病が根深く歯石がたまり始めているので
(歯石除去は終わっていますが)
2か月、3か月くらい後に奥歯の抜歯も兼ねて、このワイヤーを抜く手術もしたほうがいい。
心雑音はあるけど、心臓は意外にしっかりしてるので
この手術の長さなら十分耐えられるでしょう。
ということらしいです。
詳細は里親希望者様にお話します。
(もちろんこの手術代はキャバレスで負担いたします)
そんなこんなで、最低あと1か月くらいは、しっぽの治療が続きますので
我が家でケアを続けます。
尻尾は良性だったからとらなきゃよかったのか?と自分のジャッジを振り返ります。。。
それでも今後悪性の腫瘍になる可能性もあり、
(二コラのアポクリン腺癌も良性だと思ってたけど病理に出したら悪性で抗ガン治療になった…)
先生には「それでもとったほうが良かったのですよ」と言って頂けましたが・・・
ノーマン、ごめんね。 しっぽ、綺麗になるように頑張ろうね。