ハクやん、そっとお休み

２０１３年の夏に収容されて処分が決定していた子たち。

２０１３年の夏と言えば、横浜の３７匹キャバリアブリーダー崩壊があったり

まだおしめ様やクララ、栃木から疥癬のリリーを保護したり

スタッフも５人、そのうち預かりは３人とか、そんなころです。

その時もこちらの里親様が緊急一時預かりをしてくださいました。

ハクのレスキューの時は、

今の里親さんも私も、毎日毎日何度もセンターの獣医さん、職員さんに電話もして、

協力してくださった地元の登録団体さんも何度も話し合いをしてくれて

団体譲渡ではなく、里親さんにだったら、ということで

なんとか処分撤回してもらって、夏の暑い日、新幹線で大阪スタッフが搬送してくれて。。。

こちらのスタッフと私で東京駅で待ってて、協力病院にすぐ連れていって、

里親様が待っててくださって。。。。

なので、キャバレスの卒業犬ではありませんが、

まだまだおとなしく人気犬種キャバリアも地方でも処分が多かったころ

本当にぎりぎりで命がつながった子たちでとても思い入れがあります。

そんな、ハク、昨日虹の橋に向かいました。

収容時はこんなにボロボロだった２匹

暫くして、里親様のもとで

こーーーんなに美しく、肉付きも良く。

心臓は悪いながらも、大きな病気もなく。

昨日、突然逝ってしまいました。

ずーーーーっと一緒だったすず、

さびしいね。。。。

沢山の家族に見守られて。。。。

あの時、亡くなってしまったかも知れない命は

それから５年も光り輝き、

今まで知らなかった、恐怖なく眠れること、美味しいごはんや新鮮な水が飲めること、

棒でたたかれたりしないこと、人間は怖くないこと、

そういった、家族に愛されて安心して暮らせる幸せを十分に知ってから旅立ちました。

ハク、生まれてきてくれてありがとう。

里親様、ハクに、すずに、沢山の保護犬に安らぎを、

本当にありがとうございます。

キャバリア☆ニコラ様　ご奉仕日記