是非ご一読ください、”心臓の薬のこと” | キャバリア☆ニコラ様 ご奉仕日記

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是非ご一読ください、”心臓の薬のこと”

 

「キャバリアに生まれ落ちた以上、キャバリアを飼う以上、

抜け毛、心臓、脳神経系疾患はいつか必ずやってくる遺伝疾患ととらえて

それでも、それを家族総意でご了承、発症した場合も最期まで医療にかけ、

お世話していただけますでしょうか?」

 

という大意の質問を、

キャバレスでは必ず里親希望者さまには一番最初にお聞きしています。

(本当はもっとしくこくて長---い文章ですが^^;)

 

シニア期に差し掛かるころには半数以上に心雑音が出始めるキャバリア。

遺伝疾患が多いけれど、それでも尚、愛してやまないキャバリアが

途中飼育放棄されることがないように、幸せな犬生を全うできるように

少しでも啓発できればと日々思っています。

 

 

というわけで、心臓のお話。

 

こちら、ずっとキャバレスでも応援していたリオ君。

保護していただいていた時期を思い出せないほどの

その幸せ変貌ぶりに思わず目頭が熱くなるほどですが

 

 

最近心臓のお薬が変わったということで・・・・

 

そう、最近になって、循環器の先生方の間での最新の情報としては

 

最初の段階からピモベンダン(強心剤)使い始めたほうが予後がいいという

エビデンスがやっと出た、ということ。

 

私が去年の春に循環器専門医の先生のセミナーをお聞きして

https://www.facebook.com/jasmine.vet/

(お薬について質問までした(笑) 際にも、すでにその先生は

「ACE阻害剤は使わず最初から強心剤だけ先に使うほうがいいという意見もある。

アメリカの先生とヨーロッパの先生で意見も分かれる」

とおっしゃっていました。

 

強心剤という言葉の響きだけで、負担が大きく、びっくりしてしまって

このお薬の投与を躊躇する、オーナー様が多くいるということは、理解できます。

もちろん、一定の効果が出ているお薬ですし、お値段もACE阻害剤にくらべればお高くなります。

でも、強心剤だけでも先に始めていたら予後が長くなるのであれば

掛かりつけ医さんと相談しながら、使用を検討するのもありかな、と思います。

 

こちらの、(で、ムックの預かりもしてくださっていた) リオの里親様が

わかりやすく書いてくださっているので是非ご一読いただけたらと思い、

リブログいたします。