ペットを飼い始めるとき、「いちばん最初に用意する」と言われたら、皆さんは何を思い浮かべますか?

 

ペットに適したフードスプーンフォークでしょうか? 

それとも、快適に過ごせるふかふかのベッドおすましペガサスでしょうか? 

はたまた、健康状態のバロメータになるおトイレトイレでしょうか? 

 

これから可愛い動物との暮らしが始まる事を考えると、夢が膨らんで、ワクワクおねがいしますよね。 

 

 

 

 

 はじめに用意してほしい「心構え」

 

しかし、実はこれらの生活グッズの事を考える前に、ぜひ用意しておいてほしいことがあります。 

 

それは、ペットと暮らすときの「心構えにっこり

ペットは生き物であるということを理解してほしいのです。

 

 

なぜそんな当たり前のことを?とお思いになるかもしれません。 

そんな当然なこと、言われなくてもわかっていると少なからず気を悪くされた方もいるかもしれません。 

 

それでも、もう一度だけペットを飼うことについて、考えてほしいのです。 

 

 

 前提として

 

わたしたちは、保護した猫たちニコ譲渡を進めることも、ひとつの使命としています。 

むしろ譲渡を進めなければ、キャパシティがパンクしてしまいます。 

 

決してこの記事によって不安をあおり、猫たちを囲い込むような目的でないこと、ご理解のうえ、読み進めていただけましたら幸いです。 

 

 

 

 

 ペットを飼うことのデメリット 

 

ペットとの暮らしは、わんちゃん犬でも、猫ちゃん猫でも、そして小鳥ヒヨコや爬虫類ヘビなどでも、それぞれの愛らしさがあって、一緒の暮らしへの夢や希望が膨らみますよね。 

 

実際、動物と暮らすことは素敵なこと花で、気持ちが癒されますし、お子さんがいる場合は、動物との触れ合いから学ぶこともたくさんあることでしょう。 

 

 

しかしながら、良い面をイメージすることは容易ですが、悪い面は夢が膨らんでいる時にはどうしても見落としがちです。 

 

 

デメリット

 

 

上記がよく動物を飼う上でのデメリットにあげられる項目です。 

 

 

 

 

 デメリットをどうして伝えたいの? 

 

この記事のいちばん初めに「ペットは生き物である」ということを何より先に考えてほしいとお伝えしました にっこり

 

実は、動物の遺棄(捨て犬、捨て猫など)は、このデメリットを把握しきれていないことで起こることもあるのです悲しい 

 

例えば、 

- 高齢になって病院に費用がかかるようになってこれ以上飼いきれない。 

- 家中にマーキングをしてしまい手に負えなくなった。 

- 手がかからないからと思って飼い始めたが、餌やりや掃除など想像以上に大変だった。 

など。 ガーン不安

 

 

生き物なのだから、歳をとることも当然習性があるのもいたって普通のことなのですが、 

「飼い始める」ときのワクワクキラキラした気持ちの時に、その“当然”に気づけないことがあるということなんです。アセアセ 

 

 

 飼い主の思い通りにはならない

 

ペットショップからでも、保護施設からでも、あなたの元に選ばれてやってきたそのひとつの命は、あなたの力なくしては生きていけません。 

しかし、「あなたの力なくしては生きていけない」という言葉の意味は、決して「あなたの思い通りになる」という意味ではありません。 

 

 

相手が命ある生き物であるために、思ったよりなつかないもやもや、思ったより鳴き声が大きいピリピリ、思ったより偏食で特定のフードしか食べてくれないガーン、、、など 

想定とは全く違う共同生活になるかもしれません。 

 

それでも、いくらなつかなくても、鳴き声が大きくても、偏食家でも、 その子は「あなたが選んだ生き物」なのです。 

 

 

 

 

 飼い主としての責任

 

飼い主としての責任」よく聞きますね。真顔

それでも、その意味は世の中に浸透しているかというと、そうではないかもしれません。

 

かわいいから、癒されたいから、自分のことばかり考えてペットを飼うことが、結局自分を苦しめる気づきことになるかもしれません。

 

かわいそうだからと飼い始めた動物が増えすぎて動物も自分自身も幸せになれない気づきかもしれません。

 

人と動物が不幸にならない暮らしを実現するには、人間がルールやモラルをもって動物と向き合うことが必要です。

 

 

いまいちわからないもやもやという方、ぜひ目の前の動物の一生を想像してみてほしいと思います。

 

右矢印いま出会ったその子犬、子猫はどんな性格でしょうか。どうやって成長し、年齢を重ねるでしょうかはてなマーク

右矢印10年後、20年後、歳を取って、自由に歩き回ったり、自分で排泄ができなくなってしまうかもしれません。

右矢印遺伝的にかかりやすい病気病院があるかもしれません。

 

最期まで適切に面倒を見る自信や決意があるでしょうか。

 

あなたがペットを飼う、その子の面倒を見ることを選んだのなら、あなたには責任を全うする義務もあります。 

 

その「心構え」をぜひとも一番はじめに用意していただきたいのですニコニコスター

 

 

 

 

 参考文献(参考サイト)

 

丸レッド環境省 Youtube「ペットを飼う覚悟と責任」~ペットの命はあなたにゆだねられています

 

 

丸レッド環境省「飼い主の方やこれからペットを飼う方へ」

 

 

丸レッド政府広報オンライン「ペットを飼う前も、飼ってからも考えよう飼い主の「責任」とは?」

 

 

 

 

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