筋肉を切らない人工股関節置換手術は1週間で退院です。

次の診察とリハビリは術後3週間で

それまでは自宅での朝昼晩3回セルフでリハビリと

15分以内の歩行訓練となっています。


脱臼しやすい時期なので、禁止されている事も結構あります。

足の角度にもとても気を使います。

深めのソファにも座っていませんし

沢山の手順があるので床に座ったり寝転んだりもしていません。

反る体制もダメで立ったまま肩より上に腕は上げてはいけません。

連続で立つ、座るのは15分まで。


そして懸命にリハビリをしています。




退院して4日目でやっと体の感覚が戻って来ている感じがします。

まだ傷口周りの太もものしびれはありますし、寝たまま足を垂直に持ち上げる事は出来ません。

全身に浮腫みも残っていますが内出血の範囲は狭くなってきています。


私の場合は歩けるまで日数がかかったのに

無理やりにリハビリを詰め込んで

どうにか予定をこなして退院しました。

やはり早すぎたと感じています。


人工股関節置換術をしただけでは歩けない足だった

とか

激痛だった

とか

書いているので

手術を考えている方を

不安にさせてしまって申し訳ないです。


だけど理学療法士の方も言っていましたが

こんな事は滅多にない事なのです。


17年も臼蓋骨形成不全での痛みと共に生活して

仕事も立ち仕事+重労働で 

股関節以外も傷めてしまっていました。

その為に足と臀部の筋膜が癒着しまくっている事がわかりました。

癒着して固まり動かない足を

手術により可動域も広がり、

動かそうとしたために

足に力を入れるだけで

激痛で体を歪めるという状況になり

皆さんのようには歩けなかったのです。


術後ベッドで全く動けない時間にも

ただ寝ているだけで腸腰筋よりも少し外側が伸びていっている感覚がありました。

体が変化していっている感覚がありました。

なのに癒着していて、不具合が起きてしまったのです。


ですから

同じ日に手術した方々は順調に予定通りに歩いてリハビリをしていました。


痛みのある足は筋肉も落ちてしまっているので

出来るならば入院までリハビリに通い

柔軟性を良くしたり、少しでも筋肉を付けた方が

回復も早いそうです。


それから、退院後のシャワーの時は転倒防止と深く座らない為に少し高さのあるシャワー椅子は必須です。


今日も寝る前にもう一度リハビリをしてから

寝ます。

痛いけど頑張っています。