荒川河川敷からの撮影で、新河岸川へ注ぐ「白子川」になります。ここは東京都板橋区三園です。辺りの護岸はコンクリで固められていて下底にヘドロが溜まっていそうにみえる。板橋区の新河岸川に限っていえば、きれいな川ではない。

これが白子川の河口にあたります。

ここから上流へと遡ります。およそ10kmの距離です。

 ↓ (東京都板橋区) ↑

右側に写っているのは東京都の施設である三園浄水場です。左側の壁面は高く3m以上はあると思います。洪水が起きたからでしょうか?川の流れが目視では確認できません。

埼玉県和光市白子と東京都板橋区および練馬区の境目に白子川の流れがあるのです。

 

 

東京の交通の要である 笹目通り(環八)に出くわします。白子川を境にして東京都と埼玉県を分断しています。

    

 

ただ川の流れは 綺麗です。

右は埼玉県側 左は東京都側

 

橋の上から下を覗いてみると 鴨とコイが確認出来ました。水辺に居て住みやすい証拠でもあ

りますね。(拡大してください。)

 

川を境にはしていますが、ところが地図をみると必ずしも一辺倒にはなっていません。実際は川を挟んで都県境が入り混じっております。赤とオレンジのカラー舗装が東京都であり、その奥に普通に舗装しているのは 埼玉県です。川の向こう側でも、都県境が入り混じっていたりしています。

これは昔、川が蛇行していた証拠だと考えられます。直線となってしまった川では区画整理が追い付かなくなり分離または併合することが出来ないのでしょうか?類似した河川では、東京都町田市と神奈川県相模原市のあいだを流れる「境川」でも見受けられます。

 

さらに一例として挙げますと、真ん中の三角屋根の建物は「東京都板橋区成増」 その両隣の建物は「埼玉県和光市白子」 と、住居表示がされておりました。

 

周りをコンクリで固められてはいますが、ヘドロは無くて 相変わらず綺麗な水質を保っていますね。

 

それもそのはずで、脇から放水されている水量も透き通るような白さであるのを確認しました。地図で見ると近くに湧水池がありました。

 

川沿いに製造直売のパン屋さんがあるのを見つけました。コロナ禍であるので人数制限のためにならんでいるようであります。カレーパン80円小倉パン70円というから安い、人気ナンバーワン チョコロールと立て看板があって、待っていると長時間掛かるようであります。

 

川越街道の東埼橋まで来ました。都県境であることに違いはありません、ここで板橋区とはお別れし練馬区に入ります。

 

【新河岸川について】 

どぶ川のイメージが強かった河口にあたる新河岸川についてですが、川越市内の上流辺りでは 白子川と同様に清らかな感じを受けておりました。(2021年9月撮影 埼玉県川越市)

 

(その2へと続きます。→ )