宮城県太平洋側の南端、山元町へ訪れました。

ここでは震災で津波の直撃を受けたにも拘わらず、死者を出すことも無く、命をつないだ人たちの物語を紹介してくれました。400円の協力金(入場料)を納付しました。

中浜小学校の正面からみた全景ですが、周囲に囲んでいた民家は全て流されてしまいました。建築時は土台を2mほど盛り上げていたこともあり、建物の造り自体はとても頑丈であったそうです。

これは津波が来る反対側ですが、外観は概ね原形を留めています。

ただ学校の1階は津波の影響がもろに出ていて、撮影することが出来ましたが恐るべき破壊力だと思いました。

3月11日の夜は、生徒と教員全てが屋根裏に隠れて、学校の備品であります毛布を被って一夜を過ごした場所の紹介を行なってくれました。(撮影不可です、)

鉄道駅も高架という形で駅が新調され、国道6号線も道路がきれいに変化しました。

お土産の売り場は駅前に広く設営、イチジクの実や季節外れのイチゴを販売していました。高価でしたが、イチゴはなかなかのお味でしたよ。

(2020年10月)