かつてカロリー0の甘味料として自分も使っていたエリスリトールなんですが、とうもろこし由来の天然の甘味料だから問題はないだろうと思っていたところ、最近の研究で、どうもワンチャン体に悪いかもしれない、ということがわかってきたようです。

それを受けて自分も、早速そのエリスリトールを使うのをやめた、ということを前に日記で書きました。

で、そのエリスリトールの代替品として何かないのかと考えたところ、結局今のところはステビアしかないんじゃないかという結論に達しまして、この「ナチュラルステビア100」という商品を購入したわけです。


そもそもまず、ステビアってなんぞや? という話ですが、お菓子の原材料にもしばしば書かれている天然の甘味料で、ステビアというハーブから取れるものです。

一応自分も、ハーブをたくさん栽培している人間の端くれなので、何度かステビアを植えたことはあります。

古い記事なら、2007年のものがありますね。



確かにね、むっちゃ甘いです。

甘すぎて逆に苦味を感じるくらい甘いです。


ただ、このステビア、寒さに弱いんですよね。

冬になったら枯れてしまいます。

というわけで、ハーブとしてステビアを育てるのは、お店に売っている時に、気が向いたら買う、レベルのものです。


それで、甘味料としてのステビアの話なんですけど、探してみたら、これが意外と見つかりません。

あることはあるんですけどね、ステビア単体の商品というわけではありませんで、エリスリトールに添加されているのが基本のようです。

それでも探して、ようやく見つけたのがこの商品「ナチュラルステビア100」でした。



原材料はステビアのみ



パッケージにわざわざ「エリスリトール不使用」なんて書いてありますから、グルテンフリーみたいな感じですかね。


問題としては、内容量がたったの20グラムなのに対して、お値段が2000円弱もするということですね。

ただ、甘さが砂糖の200倍という宣伝文句から考えると、20グラムの200倍だから、砂糖4キログラム分の甘さがあるということですかね。

まぁー、それでも、砂糖4袋分でこのお値段ということは、今は砂糖の価格も上がっているといっても、単純に倍以上の値段になりますね。

まぁ、不健康になって病院で薬もらうこと考えたら、全然安いものなので、逆に得したと思っています。


さて、お味の方は、上の記事にも書いていたように、昔本物のステビアを食べて喜んでいた長女に味見させたら、

「ちっちゃい時の記憶がすごい甦ってきた」

と言わせるぐらい、ステビアしています。

ただ、同時に、

「人工甘味料みたいな味が、無理」

とも。


確かに、同じ“甘い”でも、不自然な甘さ(天然由来なんだけどね)を感じるのも事実で、自分も人工甘味料の味が嫌いなので、コーヒーの微糖とか、カロリーゼロの清涼飲料水が飲めない人間だから、気になることは気になります。

しかし、この違和感の原因のひとつは、添加する量の調整がうまくいかないからでしょう。

容器が、普通にブラックペッパーのものと同じようなものなので、パウダー状のこの製品では、ついたくさん出てしまうのですね。

普通に使うなら、コップ一杯に一振りで充分。

いや、量が減ってきたら、ひっくり返した時の位置エネルギーが高くなって、たくさん出てくるようになるので、一振りでは多いぐらいになりますね。


甘さに関する違和感が、人工甘味料を想起させると書きましたが、人工甘味料と違い、後味は悪くないと思っています。

あの、低カロリー飲料を飲んだ後の、跡を引く甘さみたいなものはありません。


結局のところ、出し過ぎないように注意して、味さえ気にならなければ、いい商品ではないでしょうか。

個人的には、エリスリトール使っていた時は、エリスリトールとラカンカをフードミルにかけて、とかやっていたので、その作業から解放されただけでも嬉しいですね。



主な使用用途は、リンゴ酢やレモンを飲みやすくするために使うことだし、味も、娘ほど気にならないので、これからも使っていこうと思います。