「この世界のさらにいくつもの片隅に」のブルーレイが先日ようやく発売されました。
オンラインショップをみると何やらいろんなバージョンがあって、何を買えばいいのか正直よくわからなかったのですが、とりあえず特典ディスクのついた普通のやつより(倍ぐらい)高いやつを購入。

えーと、この映画を劇場で見たのは今年の1月のことだったんですね。
いやー、ずいぶん待たされましたよ。
今回改めて家でゆっくり見直したんですが、家で落ち着いてみると印象が全然違うというか、この8カ月間は頭の中で咀嚼していたからか、映画館で見たときよりも随分印象が異なって見えた。

この映画は前作「この世界の片隅に」のアップデート版(既存のパートはほぼ変更されていないのでそういう言い方も可能だろう)なんだが、アップデートされたほとんどは前作でほとんど出番がなかった白木リンのシーンに集中している。
主人公のすずさんが、仲良くなったリンを再訪するところ、リンには会えなかったが茶碗を渡しにいくところ、偶然花見会場で出会うところが今回大きく追加されているシーンである。

なんというかね、原作やテレビドラマを知らない自分にとっては、映画館に見に行った時にこれらのシーンをいきなり見せられたから、頭の中で全然整理がついていなかったけど、改めて見てみるとむちゃくちゃこの追加されたシーンが面白い。
言葉の重みというのかね、一言一言が映画館で見たときよりも全然違う。
うわぁ、もうたまらんわ。
リンが鈴さんの描いてきた絵を大切そうにしまうところなんか、見ていて鳥肌立った。

でも、これ1回目ではわからないよね、2回目以降でようやく周作が最初なんであんな不機嫌みたいだったのかもわかった。
今回のアップデートでは一時が万事こんな感じで、周回を重ねないとなかなか面白さが伝わらないような作りになっていて、前作のようなスピーディーさが失われていると感じる。
だから、前作の方が良かったと言う人もいるのはわかる。

しかし、一作目はバルキリー(マクロスの主役メカ)で、今作はスーパーバルキリーなんですよね。
追加パーツで強化されているんだけど、大気圏内では使えない、みたいな(笑)
スーパーバルキリーにはスーパーバルキリーの良さはあるんだけど、初めて見た時のインパクトはやはりバルキリーの方が上。

最初に見るのなら「この世界の片隅に」でいいと思う。
「この世界のさらにいくつもの片隅に」は、数年後の答え合わせのような映画。
でも、きっちりと出来が良くて、そのくせベースの部分はほとんどいじっていないところがすごい、と前回の感想でも書いているけど、改めてじっくり見たら、やっぱりすごいことを再確認しました。

ああ、そうそう、画質がね、なんかシーン毎にばらつきがあるというか、解像度が足りてないというか、4K出して欲しかったなぁー。