先日からLDソフトのデジタル化を行っているのであるが、当初は録画と編集の手軽さ、S端子の有無から、家電のHDDレコーダーを使って録画、DVD-RWでパソコンに取り込むことをしていた。
 
 このやり方、個人的にはなんとも思っていなかったのだが、会社でそのことを話すと、やっぱ直接パソコンに取り込んだほうが良くね? という指摘を受けた。
 
 まぁ、個人的にも、実はそのやり方での限界も感じていたので、やっぱり直接取り込んだほうがいいのかなぁ、と思うようになった。
 限界その1 :データの移行にDVD(しかも1層)を使うので、4GB以上のデータの受け渡しができない
 限界その2 :フォーマットがMPG-2なので、インターレス表示特有の縞模様が発生する
 
 じゃぁ、直接取り込むにはどうしたらいいのよ? ってことで、考えられる方法が以下の3つ
 
その1:録画専用の周辺機器を購入する
 
 この場合、約3千円~1万5千円程度の支出が発生する。
 個人的に気になったのが「キオクのひきだし」というハード。
 しかし、できるだけお金を使いたくないので、以降の方法でダメだった場合に考えることにする。
 
その2:すでにデスクトップパソコンに装着されているHDMIキャプチャーカード「IGAGURI-GTO」で録画する
 
 しかしこれは、以前VHSテープの保存の時に利用して、そのエンコードの煩雑さに音を上げてしまった経緯があるので、もうひとつの方法を試してダメだった場合に考えることにする。
 
その3:むかし購入したテレビキャプチャBOX「PX-TV402U」を利用する
 

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 この方法の問題は、メーカーのサポートが終了していて、ドライバがなんとWindowsXPのものしかない。ということ。
 幸いにもメーカーのHPではドライバとアップデートの提供は行われているので、そこから試しに現在のデスクトップであるWindows7にドライバをインストールしてみたのだが、やっぱりダメ。
 メーカーのHPによるとWindowsVistaでも動作しないとのことなので、いよいよもってWindowsXPじゃなくちゃだめなんだろう。
 
 で、我が家に現存するWindowsXP機があるかというと、あるんですなぁ。
 
 とはいえ、そのWindowsXPというのが、かつて流行った(?)ネットブックっていうやつ。ASUSの「Eee PC」。
 CPUはCeleronだし、メモリーは1GBだし、内臓ドライブの容量は8GBだし、って、かなりの低スペック。
 いくらPX-TV402Uがハードウェアエンコーディングだといってもさすがにこれはきついか?
 
 しかしやってみなくちゃ分からないってことで、恐る恐るインストールして試してみたところ……
 
 うまくいった!うまくいったよ、ママ!!

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 ってなわけで、直接パソコンで扱えるファイルにすることができるようになった。これはこれでよし。
 
 ところで、この非力なWindowsXP機には、うちではもうひとつ使っていることがあって、それがSTAR DIGIOの録音作業。
 光デジタルのインターフェイスは新しいパソコンでも利用できるんだけど、昔から使っている録音ソフトに不都合があるのか(どうもエンコードに使っているWMPのバージョンが新しいとうまく作業ができないみたい)、新しいパソコンで使うと動作が不安定だったりする。
 
 そんなこんなで、この期に及んでよく使っているんだよね、この古いおんぼろパソコン。
 LDプレイヤーもそうだけど、壊れる前にとっとと作業を終わらせてしまいたいもんである。