傷の痛み | 先天性心疾患_φ(・・

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先天性心疾患患者の手術・入院生活の話、日々の話をゆる~く書いています(^^)

今回の手術は開腹手術だったので、胸を20センチくらい切りました。

 

小さい頃に手術した傷の上をなぞるように切ってもらったので、新たに傷が出来たというよりは

傷の色が少し変わったなくらいの感じで済みました。

 

ドレーンやペースメーカーの線も以前使った場所から刺してもらいました。

(これは術前に先生と相談をして、担当のオペナースさんにもお願いをしました。)

 

心臓ですから、当然胸骨も切りましたし、首と手首2か所に点滴を刺したので、その傷も残っていました。

 

手の点滴痕はすぐに消えて、首の点滴痕も気にならないくらい綺麗に治りましたし、痛みもありません。

 

そして、今回初めてではなかったからなのか、胸の傷の痛みもそれほど無かったんです。

 

それよりも、乳房の上の部分あたりの筋肉に痛みがありました。


先生いわく、開腹する際に器具を使って胸をぐっと開くそうなんですが

 

胸を切る→器具を装着してぐっと開く=その時に神経がブチブチ切れていく(壊れていく)

 

ということなんだそうです。

 

つまり、神経まではどうしても守ることは出来ないので、私の場合はその痛みが強く残っていました。

 

リハビリの先生の話だと2~3か月で治ってしまう人もいれば、一生治らない人もいるそうです。
(ちなみに、お年寄りは神経が良い意味で鈍感になっているため、痛みを感じにくいそうです。)


ただ、神経に対して直接の治療方法は無いとは言え、神経だって日に日に回復してくれます(^^)

雨の日は少しシクシク痛む感じはしますが、開腹した部分の痛みを含め3か月くらいで治りました。

 

術後数週間は痛み止めも出してもらえますから、あまり心配はしなくても大丈夫です(^^)

 

1か月位だと胸骨の痛みが少し残っている感じでしたが、椅子をリクライニングで倒しても大丈夫でしたので、美容院でシャンプーをするのも問題なかったですよ!

 

個人差はありますし無理は禁物ですが、神経質になって傷(体)を守りすぎてしまい家に閉じこもるよりは
出来そうなことはどんどん挑戦した方が、私としては傷や体力の回復が早かったように思います(^^)