この物語は、ノンフィクションである。
無名のデザイナーが、名の無いブランドを立上げ、どこまでいけるかという物語。
この物語の主人公は、デザイナーである僕自身。
やるからには何が何でも成功する。強い意志でこれからブランドを作るに当たり、
成功までのプロセスは、事細かに綴っておくべきだと。そう思い立った。
僕自身については、これから少しずつここに書いていこうと思うが、これから始まるブランドについて話す為にどうしても語らないといけない部分がいくつかある。
まず、僕は服が大好きである。
そして、山が好きだ。
もっというと、年齢的には若いが、スノボーでは無く、スキーが好きである。
毎年冬になると、スキーに行き、雪と戯れる。
スキーは楽しい。
雪山も最高。
ただ、ひとつ腑に落ちないところがある。
スノーボードウエアである。
あれは、かっこいいのか?
もっと、腑に落ちないことがある。
スキーウエアである。
それで、いいのか?
そういうことだ。
僕が10年前にスキーを始め、山へ足を運ぶようになった大学生の頃から、ずっと思い続けて来たこと。
かっこいいウエアで滑りたい。
「スキーヤーである」ということを「カッコいい人である」ということと完璧に結び付けたい。
・スポーティー
・ワイルド
・セレブ
こんなにも素敵要素があるのに、カッコいいイメージはない。
それは、
・ジェントルマン
・オシャレ
これが足りないからだ。
だから、ずっと探してきた。
海外に旅行に行けば、オシャレでカッコいいウエアを探して回った。
無い。
だから、強く思った。
「よし、作ろう!」