父が入院した 88歳
以前からC型肝炎で信用のおける町医者にかかっていた。
昔人間のがんこ親父で、入院が嫌だから大きい病院には行かない。
肝硬変になる可能性が高いとの予告は受けていた。
でも、酒、たばこはやめず寝込むきわまで飲んでいた。
家族も先生もあかんよって言いながら、まあ好きにしたらいいん
ちゃうか・・と放置
ゆうても10年も生きてないやろうしって内心割り切って考えてた。
ある日腰の骨を折ってほとんど寝たきりになり、母と二人でおむつ交換の
介護。足も急速に弱り歩けるのもかかえて数メートルがやっと。
そこから急に体の状態が悪くなり、発熱の為病院に受診すると
肺炎の熱で、肺気腫、腫瘍マーカーが高い、水分不足 等々
数か月前から食欲もなく食べないので入院2週間後には腹膜 肺
に水がたまり始めた。先生がもしもの時延命治療はどうしますか、と。
挿管・心臓マッサージ・電流流す・鼻からチューブで栄養剤を入れる・
胃ろう・酸素吸入
酸素吸入だけお願いして他はしないと返事した。母との話で胃ろうとか
したないなって言うてたからいいねんというけれど、いざ返事したあと
だんだん、それでいいのかと思えてきて、いつ死んでもいいよって言うてる
みたいな、自分が人でなしと思えて。
先生も命は何物にも代えがたい大事なものだけど、人間の尊厳ていうのも
ありますからって。うちの考え方と同じ先生に見てもらえて良かった、と思った。
いまも食事しないので水が溜まり呼吸も体もしんどくなってきてると思う。
でも、気ははっきりしていて行ったら決まって、今帰ったんか と声かけてくれる。
気がしっかりしてるのに一分一秒休むことなくしんどい毎日を考えると可哀そうでも
何もしてあげられない。してあげられるけどしない。今から胃ろうでもしてもらう事は
出来るかもしれないのに。どこかが決定的に悪くて何かしても余命数ヶ月と
言われたわけではない。弱っていくのを見守っているだけ。
それって、どうやろう。 ひとでなしか・・
父の事は子供のころから怖い、けどよく遊びにつれてってくれ、おいしいもの
食べさせてくれ、よく働き、休みに家で横になってるところは見たことない。
今も歳取っても、父に上からしゃべれない。
ここ数か月 色んな葛藤があり 辛い。そんな思いしてる方いるんやろうかな